騎手ラストウィーク!JRA現役最年少調教師になる田中博騎手に聞く

 難関のJRA調教師試験に初めての受験で見事に合格した田中博康騎手(31)=美浦・フリー=は今週(2月25、26日)の開催を最後に、12年間の騎手生活にピリオドを打つ。ラストライドを目前に控え、来週からはJRA現役最年少のトレーナーとして、新しい一歩を記すタナパクに今の思いを聞いた。

 ―いよいよ騎手としてのラストウィーク。

 「とうとう競馬に乗れるのは、最後になってしまいました。これまでいろんな人から『最後ですね』と聞かれても、何とも思いませんでしたが、今週になって、何となくさびしい感情がわいてきました」

 ―デビューしたのは2006年3月。初勝利は6戦目、場所は中京だった(06年3月18日中京6R、タイキエンデバーで)。

 「初騎乗は師匠の高橋祥泰先生の管理馬から2頭を用意していただいたんですが、デビュー2戦目で2着と勝たせられなかった馬を中1週で僕のために使ってくれて、勝てたことが、今でも思い出に残っています。その当時の自分はあまり深く考えずに乗っていたけど、今思えば先生の気苦労は大変だったと思います」

 ―ここまでJRAで129勝(3723戦)。重賞は11番人気のクィーンスプマンテを勝利に導いた2009年のエリザベス女王杯を含む3勝を挙げている。

 「何でも初めてのものは思い出に残っています。初めてG1を勝ったエリザベス女王杯はデビュー4年目。当初はG1を勝ったのはまぐれだとずっと思っていたけれど、G1を勝つのはそんなに甘くはない。オーナーとの縁もあって乗せてもっらったんですが、関係者にはすごく感謝しています」

 ―ジョッキーとしての最終週は土日で4鞍に騎乗。日曜中山4R(3歳500万)で騎乗するサンオークランド(1戦1勝)は、関西の角居調教師が小倉で使う予定だった馬を回してくれた。

 「角居先生が小倉で騎手まで決まっていた馬を中山で用意してくれました。本当に感謝しています。オーナーの加藤信之社長(加藤ステーブル)からも『楽しんでもってこい』と声をかけられて、感謝の言葉しかありません」

 ―最後の騎乗は、日曜中山8Rのミラクルウィング。デビュー戦と同じ師匠の高橋祥泰調教師の管理馬。

 「デビューにも乗せてもらって、最後も師匠の祥泰先生に用意してもらって感謝してもしきれません。悔いのないように乗りたいと思います」

 ◆田中 博康(たなか・ひろやす)1985年12月5日、埼玉県生まれの31歳。競馬学校22期生で同期には北村友一がいる。2006年に高橋祥泰厩舎からデビュー。1年目は4勝に終わったが、2年目に自己最多となる44勝と大きく飛躍。09年にユニコーンS(シルクメビウス)で重賞初制覇すると、同年秋にはエリザベス女王杯をクィーンスプマンテで優勝。G1ジョッキーの仲間入りを果たした。その後は積極的に海外での武者修業に出向き、フランス、ベルギーで勝ち星を挙げている。JRA通算129勝。160・5センチ、50・0キロ。血液型B。


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