【天皇賞・秋】ソウルスターリングで初の3歳牝馬Vへ藤沢和調教師の自信と勝算

巻き返しの予感ビシビシのソウルスターリング

【天皇賞・秋(日曜=29日、東京芝2000メートル)】阪神JF、オークスのGI2勝馬ソウルスターリング(牝3)が、第156回天皇賞・秋で正念場を迎える。3歳馬の天皇賞制覇は牡馬ですら3例しかなく、牝馬では未到達の領域。果たして天皇賞・秋現役最多の5勝を誇る名伯楽・藤沢和雄調教師(66)の勝算は? 来年は海外遠征も視野に入れている女傑候補の逆襲の可能性を探った――。

 単オッズ2・0倍の圧倒的支持を集めたGII毎日王冠で、ソウルスターリングはまさかの8着に敗れた。デビューから6戦5勝(3着1回)の快進撃を続けてきた女傑候補の初めての大きなつまずき。休み明けの影響か、初の古馬相手がこたえたのか…。様々な分析がなされたが、藤沢和調教師の見解はこうだ。

「スタートでタイミング悪く出た後に、ガーッと行ってしまい、ハナに立つ形に。今まで経験のなかった競馬で、リズムが悪くなってしまったね。それに、あそこまで上がりの速い競馬の経験もなかった。瞬発力勝負になったことも影響したかな。もちろん、(古馬の)牡馬が強いこともあるんだけどね」

 レースを制したリアルスティール、2着サトノアラジン以外にも、2頭のダービー馬(マカヒキ、ワンアンドオンリー)が参戦。いかに3歳牝馬のトップに君臨するソウルスターリングとて、簡単に越えられる壁ではなかった。

 しかし、「牝馬同士のエリザベス女王杯に軌道修正するのでは?」との臆測が流れた中での“敗戦インタビュー”でも、「1回使ったことで、次は良くなるだろう」と淡々と語ったのが藤沢和調教師。その表情に悲観の色はなく、毎日王冠前から発表されていた天皇賞・秋参戦プランがブレることは一度としてなかった。

 その背景には過去3頭しか誕生していない3歳の天皇賞馬のうち、バブルガムフェロー(1996年)、シンボリクリスエス(2002年)の2頭が自身の管理馬であること。そして(3歳)牝馬でもスティンガー(99年=4着)、ダンスインザムード(04年=2着)で好勝負に持ち込んだ実績に裏打ちされた、揺るぎない自信と自負があればこそだ。

 さらに踏み込めば、前出バブルガムフェローは毎日王冠=3着から、ダンスインザムードは秋華賞4着からの臨戦。近年でも10年ペルーサ(毎日王冠=5着→天皇賞・秋=2着)など、そのほとんどが“逆襲”による好走だったことも、大きな特徴として挙げられる。

「いつも言っていることだけど、常識的には(レースを)1回使った方がいいに決まっている。追い切りの手応えも良くなるし、馬もシャキッとしてくるからね。特に前回は厩舎の場所が変わった(美浦トレセン内の新厩舎地区に移転)影響もあってか、ちょっとテンションが高かった。クリストフ(ルメール)も“使って良くなる”と言っていたし、実際に体調も上向いている。とにかく何も不安がなく続けて使えることが何よりだし、それだけで大きいことなんだ」と藤沢和調教師。

 そこには一度の大敗程度では決して揺らぐことのないソウルスターリングへの絶大な信頼感と、天皇賞(通算5勝)を、さらには競馬を知り尽くす名伯楽ならではの勝算が…。

 果たしてソウルスターリングが出す答えは――。確実に言えるのは、この3歳牝馬が歴史を塗り替えたとしても、藤沢和調教師にとっては“驚くべき偉業”には当たらないことだろう。


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