競馬ニュース@まとめナビ

【共同通信杯・東西記者徹底討論】京都2歳Sで後のGI馬を撃破したグレイルか決め手非凡ステイフー …

無傷のV3を狙うグレイル

【共同通信杯(日曜=11日、東京芝1800メートル)東西記者徹底討論】今週はGII「京都記念」(11日=京都芝外2200メートル)、GIII「共同通信杯」、GIII「クイーンC」(12日=東京芝1600メートル)と、先々を占う意味でも注目の重賞が目白押し。そんな中で「両刀」山口&「馼王」西谷がメインターゲットに定めたのは共同通信杯だ。果たしてクラシックへ向けて大きな一歩を踏み出す馬は!?

 西谷哲生(大スポ):いよいよ今週末からオリンピックが始まりますね。

 山口心平(東スポ):オマエはもっぱらフィギュア専門だろ。

 西谷:えへへ。バレちゃいました。

 山口:鼻の下を伸ばして競技を見てるヤツにオリンピックを語る資格はない。

 西谷:まぁまぁ。楽しみ方は人それぞれですから。それに今回は平昌での開催で時差もほぼゼロ。応援する身としてはありがたいですよ。

 山口:ライブで見るなら深夜ってことはまずないだろうからな。

 西谷:そうそう。いろんな美女…いや、競技が見れそうです。

 山口:そういう意味では地の利があるよな。

 西谷:共同通信杯の◎グレイルも日本代表と同じくらい、金メダルが期待できます。前走(京都2歳S)は直線でも右手前のまま走って、後のGI馬タイムフライヤーを撃破。要はサウスポーの走りで、右回りの重賞を攻略したわけですから、左回りの東京に替われば鬼に金棒です。

 山口:関西馬でも、初の東京にむしろ地の利があるってわけか。ただ、粗削り=完成度の低さとも言える。現実的には京都内回りしか経験してないわけだからな。(クラシック出走への)賞金をクリアしているこの馬にとっては本気を出すレースでもないし、人気なら評価を落とす手もあると思うぞ。

 西谷:ラスト3ハロンが一貫して11秒台のラップを右手前のまま走り切った馬が、東京の長い直線に泣くとは思えません。前哨戦仕様だとしても、地力の違いを見せてくれますよ。

 山口:オレは◎ステイフーリッシュだ。初戦は11秒7→11秒1→11秒3の高速上がりの中、2馬身半突き抜けて快勝。もちろん相手うんぬんもあるが、非凡な決め手を持っているのは確か。ホープフルS(3着)でタイムフライヤーに外からスッと先に出られてしまったのは、あの時点のキャリアや機動力の差が出ただけ。純粋な力負けではないだろ。

 西谷:確かにゴール前では再び詰め寄っていましたし、こちらも広い東京に替われば、さらにやれそうですね。

 山口:そこまでスピード勝負にはならない今の馬場もプラスだろうしな。何よりこっちは賞金加算しないといけない立場だし、鞍上・中谷にとってはGIへ向けて負けられない一戦だろ。

 西谷:それでもボクはゴーフォザサミットを上に扱います。前走(百日草特別)の勝ち時計は前日の古馬準オープン(ノベンバーS)と同タイム。2着に退けたのが次走のホープフルSで5着のナスノシンフォニーなら、メンバーレベルも上々です。

 山口:オレも要注意だとは思ってる。1週前追い切りでは、先行したとはいえレイデオロを上回る動きを見せたからな。ハーツクライ産駒らしい成長力を感じる。

 西谷:堀厩舎&ムーアの黄金タッグが注目されるブレステイキングはどう見ます?

 山口:極端な上がり勝負は向かない気もするが、ムーアの積極騎乗で持ち味を生かせればってところかな。1週前の動きはこちらも迫力十分。ドゥラメンテとまでは言わないが、素質はここでも通用するんじゃないか。オレはこれが対抗だ。

 西谷:ボクは思い切って無印にしました。デビュー2戦を見る限り、重賞ではもうワンパンチ欲しい印象です。特にムーアが騎乗した初戦(6着)はチグハグな競馬になったとはいえ、最後の伸びが物足りなかったですから。

 山口:ほかでは勝ち上がった時のはじけ方が良かったアメリカンワールド。デビュー1、2戦目もなかなかのメンバーだったし、重賞でも相手なりに走れるんじゃないか。

 西谷:大穴ならコスモイグナーツでは。先週は雪の影響で障害レースが中止に。そのダメージが今週も残れば、不良馬場を逃げ切ったアイビーSの再現があっていいはずです。

 山口:京都記念の方はビッグネームが揃ったな。普通に考えれば、昨年の日本ダービー馬を真っ先に挙げるべきなんだろうが、強力メンバーに、京都の荒れ馬場となれば、相当タフな競馬になるんじゃないか。スタミナ豊富な持久力型クリンチャーの出番があっていい。

 西谷:荒れ馬場巧者といえば、ステイゴールド産駒でしょ。クロコスミアの前走(エリザベス女王杯=2着)が枠、展開に恵まれたと軽視されるようならしめたもの。自分のペースで運べれば簡単には止まりませんよ。