【京都大賞典】牡馬一蹴“美魔女”スマートレイアー 大目標のエリザベス女王杯へ最高発進

芦毛の7歳牝馬スマートレイアー(左)が強豪牡馬を堂々退けてみせた

 9日、京都競馬場で行われたGII京都大賞典(芝外2400メートル)は武豊騎乗のスマートレイアー(牝7・大久保)が、内からスルスルと伸びて重賞4勝目を挙げた。GIを狙う牡馬の一流どころを相手にした“美魔女”の華麗な立ち回り…。天皇賞・秋の前哨戦という立ち位置のはずが、今年は“秋の女王”を決定づけるレースとなった。

 道中は後方インで折り合いをつけ、直線で開いた内をそのまま突くと、グンと加速して2着トーセンバジルに半馬身差をつける快勝劇。武豊らしいスマートかつ、さわやかな勝ちっぷりだったが、サラッとやってのけたことはかなり衝撃的。すでに繁殖入りしている同世代も多い7歳牝馬が、牡馬、それも王道GIを見据える一線級をねじ伏せてしまったからだ。

 JRAの牡牝混合平地重賞で7歳以上の牝馬が勝利したのは実に2002年のGIIIガーネットS(ブロードアピール8歳)以来というのだから、おおげさにいえば“歴史的な出来事”だった。

「これまでもいろいろなレースパターンを考えて臨んでいたけど、ためにためて行った分、最後はすごい脚を使ってくれた。直線半ばで進路さえ確保できれば、と思っていた」と会心騎乗を振り返ったのはJRA史上初の同一重賞9勝を達成した武豊。

 一方、管理する大久保調教師は「スタートで少し挟まれる形になって、そこでジョッキーが臨機応変に対応してくれた。この競馬で改めて折り合いは大丈夫だと思ったし、あれだけ道中リズム良く行ければやはり、この馬の最大の持ち味である切れ味が生きるよね」と人馬を賞賛した。

 内を回ったとはいえ、次位に0秒5差をつける最速上がり33秒4は若さをずっと保ってきた“美魔女”の日ごろの鍛錬の成果というべきか。

 過去3年の秋シーズンは府中牝馬Sから始動していたが、今年はGIエリザベス女王杯(11月12日=京都芝外2200メートル)に向けて「同じコース形態のこのレースを選んだ」と大久保調教師。レースでしっかり折り合った内容良し、牡馬一流どころに勝った結果良しと、満点回答を出したことで「最高の結果。次に向けてマイナスなことは何もない」と胸を張った。

 7歳だけあって「今年がラストチャンスのつもりで、エリザベス女王杯に挑んでいきたい」と武豊が言えば、大久保師も「最後はGIを取らせてから(繁殖に)あげてあげたい」。強豪牡馬一蹴という結果を考えれば、その願いはかなう可能性が極めて高い。


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