【京都大賞典】武豊 スマートレイアーが差し切る

 きのう行われた京都大賞典は4番人気スマートレイアーがゴール寸前でトーセンバジルをかわしてV。10年メイショウベルーガ以来、7年ぶりに牝馬が制した。

 道中は中団やや後ろのポジション。坂の下りでシュヴァルグランの手が動いたように、勝負どころから一気にペースが上がった。それでも、慌てることなく、ジッと我慢して直線勝負。迷わず内に進路を取り、あいたスペースを狙って伸びてきた。

 スマートはこれで重賞4勝目をマーク。7歳を迎えて衰えどころか、勢いを増すばかり。悲願のGⅠ制覇に向けて見通しは明るい。

“さすが”の騎乗を見せた武豊は87年トウカイローマンから数えて、京都大賞典9勝目。JRAにおける同一重賞最多勝利記録を更新した。

①着スマートレイアー(武豊騎手)
 レース前からいろいろなパターンを想定していましたが、ゲートを出た動きであの位置から。ためにためていたので、ラストはいい脚を使ってくれましたね。直線半ばでは“進路さえあれば”と。もう7歳馬だし、今年がラストチャンスという気持ちでこの秋は臨んでいます。次もいい結果が出せるよう頑張りたい。

(大久保調教師)
 エリザベス女王杯を考えてここから始動させました。そういう意味でも最高の結果だし、本番へマイナス材料のない走りをしてくれました。GⅢ、GⅡは勝っているので、GⅠを取らせてあげたい。

②着トーセンバジル(岩田騎手)
 もうちょっとだったな。(スプリンターズS②着の)レッツゴードンキと同じ結果になってしまった。でも、一発狙ったレースができたことは収穫だし、1度使ったことで馬も良くなっていたよ。

③着シュヴァルグラン(M・デムーロ騎手)
 3角からジリジリと押し上げていって、手応えが凄くいいんで、4角では少し追い出しを待ったんだ。でも、前の馬がフラフラして、外に動かされた。周りに馬がいなくてフワフワと。結果的に、あそこで一気に動いていけばよかったかも。

④着ミッキーロケット(和田騎手)
 いい位置につけて運べたんだけどね。もう少しペースが速くなってくれればよかったかな。ヨーイドンの競馬で少し切れ負けした。次も落ち着いてレースに臨めるといいけどね。

⑤着レコンダイト(北村友騎手)
 追い切りでは少しモタモタしてるように感じたし、どうかなって思ってました。プレッシャーのかからない位置で運べたとはいえ、最後はいい脚を使ってくれました。

⑬着サウンズオブアース(藤岡調教師)
 調教もやり過ぎてなかったし、調子は決して悪くなかったと思う。ただ、この馬の走りができなかった。急に暑くなったせいもあるのかな……。


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