【京王杯2歳S】2歳世代も藤沢和厩舎からスター誕生の予感タワーオブロンドン

タワーオブロンドン

●11月4日(土) 5回東京1日目11R 京王杯2歳S(G2)(芝1400m)

先週までの荒天から一転、朝から好天に恵まれた5回東京開催の初日。そのメーンに組まれた京王杯2歳S(G2)は、単勝1.8倍の圧倒的1番人気に支持されたタワーオブロンドン(牡2、美浦・藤沢和厩舎)が重賞ウイナー2頭を従えて文句なしの快勝。2連勝で重賞初制覇を飾った。

道中はポンと好スタートを決め、外の各馬の出方を見ながらスッと好位のインへ。ゆったりしたペースで行きたがる馬も何頭かいる中、人馬の呼吸もピッタリでじっくりと脚を溜める。直線に入ると、小倉2歳Sの覇者アサクサゲンキがいち早く動いて先頭。それを目掛けてタワーオブロンドンもゴーサイン。一気に加速が付くと、アサクサゲンキを難なく交わし、内から伸びてくる函館2歳Sの覇者カシアスも楽に退け、ゴールでは2馬身差が付く快勝。ファンの支持にキッチリと応えて見せた。

「強い馬ですね。前走が結構楽勝でしたし、今日は良い馬がたくさんいましたが自信がありました。調教でもよく動いていましたし、馬の状態は良かったです。良いスタートを切って流れに乗れましたし、直線に向いてからも良い反応をしてくれました」と手綱をとったC.ルメール騎手もレース同様、余裕たっぷりの表情でレースを振り返る。

管理する藤沢和雄厩舎は、今年のダービー馬レイデオロ、オークス馬ソウルスターリングを送り出したが、2歳世代からもスター候補が誕生。「体型的にはスプリント向きかとも思いますし、マイルはギリギリかもしれませんが、能力があるので距離が延びても大丈夫そうです」とC.ルメール騎手は距離に対する不安も少し口にしたが、母系からは英ダービー馬ジェネラスや皐月賞馬ディーマジェスティ、ステイヤーズS2着、エリザベス女王杯3着などの実績を持つエルノヴァといった活躍馬が出ており、折り合いの問題もないことから、ある程度距離の融通は利きそう。このあとどういった路線を選択するかも楽しみだ。

タワーオブロンドン
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