【ヴィクトリアマイル 吉村調教師に聞く】クイーンズリング、鋭い加速に「理想的でした」

 春の古馬女王を決めるヴィクトリアマイル(14日、東京)の追い切りが10日、東西のトレセンで行われた。クイーンズリング陣営の吉村調教師を直撃。手応えなどを探った。 

 ―クイーンズリングの最終追い切りは栗東の坂路を単走で、ラストは12秒3と鋭い加速でした。

 「先週はジョッキー(Mデムーロ)を乗せてCWコースで併せ馬。いつもは内を通るところを外を回らせたので、かなり負荷がかかったと思います。だから今週はセーブ気味に。無理をしていませんし、時計(53秒2)も理想的でした」

 ―今年初戦となった阪神牝馬Sが15着でした。

 「海外遠征の疲れはすぐに回復。馬体増(プラス14キロ)も成長分だったし、ポン駆けも利く。いい状態で出せたんですが…。(昨年の)京都牝馬Sを道悪で勝っているので、馬場もこなしてくれると思っていましたが、走りづらそうにしていました」

 ―レース中に落鉄があったと聞いています。

 「それも原因だと思います」

 ―芝の1400~2200メートルで勝ち鞍があるように、幅広い距離で活躍しています。

 「珍しいタイプといえますが、基本的なパフォーマンスが高いんでしょう。乗り手の指示に従順で、確実なラストの脚につながっています。東京コースで勝ったのは1800メートルだけですが、1600メートルに対応できない馬ではありません」

 ―8着の昨年は京都牝馬S(1着)から3か月ぶりの参戦でした。

 「中4週は調整がしやすく、ちょうどいい間隔です。エリザベス女王杯を勝っている馬ですし、能力は上位。巻き返したいですね」


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