【マイルCS】ペルシアン17年ぶり3歳V 今週もミルコ!

エアスピネル(奥)をゴール前で鼻差かわしたペルシアンナイトが激戦を制した(右手前は3着・サングレーザー)
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 ミルコが導き17年ぶり3歳マイル王――。京都競馬場で行われた「第34回マイルCS」は4番人気ペルシアンナイトがG1初制覇。ゴール前の大逆転でM・デムーロ(38)は先週のエリザベス女王杯(モズカッチャン)に続くG1勝利。今年のG1勝ちはJRAタイとなる6勝目となった。注目“ミルコロガシ”は460万円超にも膨らむ勘定。九分九厘、勝利を手中に収めたかに見えたエアスピネルは20センチ差で無念の2着に敗れた。 【レース結果】

 何度言えばいいのだろう。またミルコだ。直線、鞍上が鼓舞するとペルシアンナイトがグイグイ加速してくる。前日の雨の影響で、やや重までしか回復しなかった芝で上がり3F33秒9を叩き出した。4コーナー14番手から馬群をさばいて1頭、また1頭と前をかわすと最後は先に抜け出したエアスピネルを鼻差で捉え、GI初制覇のゴールを駆け抜けた。

 M・デムーロはエリザベス女王杯に続いて2週連続GI制覇。パートナーを称えた。「とてもうれしい。ゴールした時は勝ったか分からなくて緊張したけど…良かったです。スタートはそんなに速くなかったけど道中はずっと楽な手応え。最後は併せ馬で頑張ってくれました」

 JRA・GIは歴代最多タイの年間6勝を達成、春のオークス(アドマイヤミヤビ3着)から続く実施機会3着以内を驚異の「10」に伸ばした。この日はイタリアから呼び寄せた両親がスタンドで観戦。異国で活躍する姿を見せ、また自身にとってはその存在が力になっている。「今は弟(クリスチャン)も日本にいるし、ちょうどいいタイミング。久しぶりに会いたかった」と笑みを浮かべた。

 ペルシアンナイトは春のGI2戦は皐月賞が2着、ダービーは7着。この秋はマイル一本に狙いを絞ってきた。休み明けと不良馬場が響いた富士Sこそ5着に敗れたが、その後は調子が右肩上がり。前走比プラス12キロの体は筋肉が盛り上がり、古馬に交じっても見劣らないほどたくましさが備わってきた。3歳にとっては分厚い古馬の壁が存在する秋の頂上決戦。それを突き破って00年アグネスデジタル以来、17年ぶり4頭目の3歳Vを成し遂げた。池江師は状態の良さを勝因に挙げる。

 「カイ食いが細かったけど、ここに来てどんどん食べるようになってハードな稽古ができました。1週前にいい追い切りができて、そこはいつもうちの厩舎を手伝ってくれている水口ジョッキーの手柄ですよ」

 母オリエントチャームは現役時代、元調教師の父・泰郎氏(本紙評論家)が管理していた。その全兄ゴールドアリュール(ダートGI4勝)は自身が調教助手として携わったこともあって「ニキーヤ(ゴールドアリュールの母)の一族でGIを獲れたことが感慨深いです」としみじみ。今後については「適性は二千くらいまでだけど、どんな競馬もできます。まだ3歳で将来があるし、いろいろな選択肢を残しつつ、しっかり育てていきたい」と先を見据える。ぼやけたままの勢力図だったマイル路線に確かな存在感を放つ新王者が誕生した。

 ◆ペルシアンナイト 父ハービンジャー 母オリエントチャーム(母の父サンデーサイレンス)牡3歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・G1レーシング 生産者・北海道安平町の追分ファーム 戦績9戦4勝 総獲得賞金2億3050万6000円。


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