【エリザベス女王杯】ルージュバック、牝馬G1最後の挑戦で女王になる!

 第42回エリザベス女王杯(12日、京都)は最強牝馬決定戦にふさわしく、3世代の秋華賞馬を含むG1馬4頭が集結。強力メンバーを相手に、ルージュバックが悲願のG1初制覇を狙う。クラブの規定で来春での引退が決まっており、JRAの牝馬限定G1に出走するのは正真正銘のラストチャンス。牡馬相手に重賞4勝の実績を重ねながら、牝馬限定戦はなぜか6戦0勝の5歳牝馬が今度こそ夢をつかむか。

 悲願のG1制覇へ、ルージュバックに残された時間は少ない。1年ぶりの白星を挙げた前走のオールカマーのあと、大竹調教師は「(現役の期間は)残り少ないので、G1のタイトルを取らせたい」と、かみ締めるように決意を示した。勝負のエリザベス女王杯。鞍上には世界的名手のムーアを迎えて臨む。

 復活の手応えを確かにつかんだ。前走のオールカマーは、好スタートを決めて内の好位をキープ。勝負の4コーナーでも最内に進路を取ると、持ち前の鋭い末脚で快勝した。「時計自体は遅くて、しまいだけの競馬だったので、思ったよりダメージはありませんでした」と大竹師。結果が出なかった春と比べて状態は上向いており、目標の大舞台へ向けて、絶好のステップレースとなった。

 デビュー2連勝で迎えたきさらぎ賞を牝馬として51年ぶりに制して、クラシックの有力候補に。だが、桜花賞(9着)はスローの展開に泣き、オークスはミッキークイーンの決め手に屈して2着に敗れ、いずれも1番人気に応えられなかった。その後も秋へ向けての始動戦とした札幌記念は直前の発熱で回避。登録を済ませていた凱旋門賞挑戦プランも夢と消えた。立て直して臨んだエリザベス女王杯は4角16番手から猛然と追い込むも4着。指揮官は「札幌記念を回避して、直前は整える感じで、(調教で)攻めたいけど攻められなかった。そのなかで4着に来てくれた」と悔しそうに振り返るが、秘める力を信じ続けてきた。

 昨年の毎日王冠など重賞4勝はすべて牡馬との混合戦のものと、実績は輝かしいが、なぜかG1には手が届いていない。クラブの規定で来年3月での引退が既定路線で、“女王”になる最後のチャンスだ。「1回叩いて気持ちは入っている。いいメンバーだが、そこでも結果が出せれば」と大竹師。怪物と呼ばれた牝馬が、初タイトルを手にした京都で大きな花を咲かせるか。(坂本 達洋)

 ◆ルージュバック 父マンハッタンカフェ、母ジンジャーパンチ(父オーサムアゲイン)。美浦・大竹正博厩舎所属の牝5歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算戦績は16戦6勝。通算獲得賞金は3億1648万5000円。主な勝ち鞍は、オールカマー・G2(17年)、毎日王冠・G2、エプソムC・G3(16年)きさらぎ賞・G3(15年)。馬主は(有)キャロットファーム。


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