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AJCC2018の競馬予想分析…ダンビュライトがクリアすべき4つの条件とは?

(C)Yushi Machida‏

2018年1月21日、中山競馬場でアメリカジョッキークラブカップ(AJCC/GII/芝2200m)が行われる。ゴールドアクター、ミッキースワロー、ダンビュライト、ブラックバゴらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

ダンビュライトは昨年のクラシックで皐月賞3着、ダービー6着、菊花賞5着と、同世代のトップクラスと好勝負を演じてきた。今回のメンバーでも能力は上位と言っていい。

自己条件に戻ったサンタクロースSは、圧倒的な1番人気に応え、格の違いを見せつけた。今回はミルコ・デムーロ騎手を配し、力が入る一戦だ。

待望の重賞初勝利へのポイントを探っていく。

ポイント① 勝ちみに遅い

皐月賞で3着の実績がありながら、前走がデビュー戦以来、約1年半ぶりとなる勝利だった。良くも悪くも相手なりに走るタイプで、勝ちみに遅い面がある。

前走は、1000万下を勝ったばかりで準オープンで実績のない馬が2、3番人気に推されていたようなメンバー構成で、レベルはかなり低調だった。

しかも1000m通過63.2秒の超スローペースで、勝ちタイムも2.01.7と平凡。4コーナーで先頭に立つ横綱相撲だったが、メンバーや展開からは勝って当たり前と言っても過言ではなく、お世辞にも高く評価できるような内容ではなかった。

ポイント② 昇級馬

アメリカジョッキークラブカップの過去10年で、前走が条件戦だった馬は【0・0・2・18】と不振。さらに、前走が阪神のレースだった馬も、6頭が出走して全て掲示板外に敗れている。

過去の傾向から見ると、臨戦過程はかなり不利と言える。

ポイント③ M・デムーロ騎手のコース成績

M・デムーロ騎手の中山芝2200mの成績は【0・0・4・5】。騎乗回数が少ないとは言え、9頭のうち、1番人気が2頭、2番人気が4頭、3番人気が2頭と上位人気が多かったにもかかわらず連対すらない。

ポイント④ 母系のコース適性

近親には活躍馬が多くいるが、どの馬も中山との相性は良くない。

ダンビュライトのいとこにあたるマリアライトは、宝塚記念、エリザベス女王杯とGIを2勝したが、中山の重賞では5戦して連対なし。中山芝2200mのオールカマーでは2年連続で5着に敗れている。

その弟のリアファルは、神戸新聞杯を勝って菊花賞でも3着と好走したが、続く有馬記念は3番人気でシンガリ負け。さらに昨年のこのレースでは、2番人気に推されながら13着と大敗した。

さらに、ダンビュライトのおいで東京新聞杯を勝ったブラックスピネルも、中山の重賞では2戦していずれも馬券圏外だ。

たまたま結果が出ていないだけなのか、それとも母系は中山が苦手なのか……。

まとめ

再びGI戦線に舞い戻るためにも、ダンビュライトにとっては結果が求められる一戦。先週の日経新春杯でもパフォーマプロミスを重賞初制覇に導いた“優勝請負人”M・デムーロ騎手を鞍上に迎え、4戦初戦でどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。

AJCC2018の競馬予想分析…トーセンビクトリー激走に向けた3つの要素とは?

(C)Arappa

波乱を起こす準備は整った。

2018年1月21日、中山競馬場でアメリカジョッキークラブカップ(AJCC/GII/芝2200m)が行われる。ゴールドアクター、ミッキースワロー、ダンビュライト、ブラックバゴらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

ここではこの舞台に果敢に挑戦してきた牝馬トーセンビクトリーにスポットを当て、AJCCに臨む上での期待について考察していく。

期待① 見せ場十分だった前走グランプリ

トーセンビクトリーの前走はキタサンブラック有終の美に終わった先日の有馬記念だ。

全くの人気薄でこの舞台に挑んだこの馬は、人気順とさして変わらない14という冴えない着順でレースを終えている。やはり牡馬の一級戦に混じってのレースでは荷が重かったのだろうか?いや、一概にそう決めつけるのは極めて危険だ。

有馬記念でのレースぶりを振り返ると好位を積極的に追走し、勝負どころでは抜群のしびれる手ごたえで進出し大きな見せ場を作っている。最後の直線では不利もあったが、それ以上に敗因は確実に距離適性だと感じるほど手ごたえとは裏腹に失速している。あの手ごたえなら勝ち負けに持ち込めるのが自然だ。つまり有馬記念の敗因は能力不足ではなく、距離不向き。つまり、この馬は距離さえ自分の得意レンジなら牡馬相手でも通用する可能性が十二分にある。再度あの手ごたえで最終コーナーを回ってくれば300メートル短い今回はゴール板まで息が持つはずだ。

期待② 信頼しづらい人気馬たち

この馬以外のメンバー構成が微妙なことも、トーセンビクトリーに注目が集まる理由だ。

長期休養明けのゴールドアクターに、極悪馬場に苦しんだ菊花賞以来のミッキースワロー、甘いところがありようやく自己条件を突破したダンビュライト。これらの面々が人気になるのであれば、中山に実績があり有馬記念でもおっと思わせるシーンがあったトーセンビクトリーにも十分チャンスがあるだろう。

期待③ 中山で覚醒する血筋

その母の血は中山で何度も激走を見せてきた。

この馬の母トゥザヴィクトリーは言わずと知れた名牝で、ドバイワールドカップでの2着、大激戦のエリザベス女王杯制覇など競馬ファンの脳裏に多くの素晴らしい走りを焼き付けた。その中には有馬記念3着の好走も含まれる。そしてグランプリを筆頭に中山巧者という性質は子供たちにも引き継がれた。トゥザグローリーは有馬記念で2度馬券なり、トゥザワールドは弥生賞制覇、皐月賞2着のみならず有馬記念でも連に絡み多くのファンを驚かせた。昨年の中山牝馬ステークスで同じ特性を見せたトーセンビクトリーが再度中山で躍動する。

まとめ

ここまで見てきたように、このメンバー構成なら適性距離の得意中山でトーセンビクトリーが波乱の使者となる可能性は十分だ。昨年はシングウィズジョイが悲運な最期を遂げたこのレース。古馬牝馬の果敢なチャレンジに大きな期待がかかる。

文=櫻井秀幸

武豊と横山典にも取られ……迷える男・福永祐一騎手の「苦言」がお寒い「お手馬貧乏」

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※画像:リスグラシュー 『競馬つらつら』より

 エリザベス女王杯(G1)で8着に終わったリスグラシューの次走が、2月4日の東京新聞杯(G3)に決まったと報じられた。鞍上は福永祐一騎手から武豊騎手に戻るという。

 リスグラシューは2歳時に阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)で、その世代の女王に輝いたソウルスターリングに次いで2着になるなど、早くから才能の片鱗を見せていた。

 2歳時には鞍上は固定されていなかったものの、クラシックのトライアルからは武豊騎手が主戦に選ばれた。クラシック制覇に向けて準備が整ったかに思えたものの、桜花賞2着、オークス5着、秋華賞2着と善戦するもいずれも戴冠まではいたらなかった。

 そしてクラシック後に古馬との初対決となったエリザベス女王杯では、武豊騎手がスマートレイアーへ騎乗するため(負傷で乗らず)、代打として福永騎手が騎乗。この結果次第では、以後も乗り替わるとも予想されていたが、結果は8着といいところなしで終わっていた。

「福永騎手でも振るわなかったこともあり、リスグラシューは武豊騎手と再タッグを組むことになったようですね。次走の東京新聞杯には、昨年のヴィクトリアマイル覇者アドマイヤリード、ニューイヤーSを制したダノンプラチナ、京都金杯(G3)2着のクルーガーなどが出走予定。確かな実力を持つ馬が揃っていますが、今年は”善戦マン”のイメージを払拭するためにも、ここでの勝利は必須。陣営も武豊騎手も気合いを入れて臨んでくれそうです」(競馬誌ライター)

 武豊騎手は自身の公式サイトの日記で秋華賞を振り返った際、「世代屈指の実力を証明できた」と綴り、「古馬になってからも期待してください」とリスグラシューの実力を評価していた。今年にかける思いは強いだろう。一方、割りを食った形になったのは福永騎手だ。

京都記念(G2)は「4歳No.1」決定戦!? レイデオロVSアルアイン、モズカッチャンVSディアドラの豪華「4強 …

京都記念(G2)は「4歳No.1」決定戦!? レイデオロVSアルアイン、モズカッチャンVSディアドラの豪華「4強対決」が2月に実現した理由の画像1

 昨年の皐月賞馬アルアイン(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)が2月11日に行われる京都記念(G2、芝2200m)で始動戦を迎えることがわかった。その後、大阪杯(G1)を経由して、香港のクイーンエリザベス2世C(G1)へ向かうようだ。

 今年で第111回を迎える京都記念は、ここ10年でもサトノクラウンやラブリーデイ、ブエナビスタなどが勝利。伝統のG2に今年も好メンバーが集ったと早くも話題沸騰中だ。

 今年の京都記念にはアルアインの他に、昨年の日本ダービー馬レイデオロ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)も出走を表明。昨年のジャパンC(G1)で敗れはしたもののキタサンブラックに先着したインパクトは大きく、アルアインの最大の障壁となることは間違いない。若き昨春のクラシックホースの激突は、今年の競馬界を占う重要な一戦となりそうだ。

 また、この「2強」に牙をむくのが同世代の女傑たちだ。

 昨年のエリザベス女王杯(G1)で、歴戦の古馬を破ってG1初制覇を飾ったモズカッチャン(牝4歳、栗東・鮫島一歩厩舎)も京都記念の参戦を予定。同じ京都2200mで乾坤一擲の走りを披露しているだけに、牡馬クラシックホースとの逆転も十分に狙える逸材だろう。

 そのモズカッチャンを秋華賞(G1)で破ったディアドラ(牝4歳、栗東・橋田満厩舎)もここから2018年をスタートさせる。敗れはしたものの桜花賞、オークスでも上がり最速を記録しており、昨年の牝馬3冠すべてでメンバー1位だった末脚は驚異の一言。前走のエリザベス女王杯では本来の伸びを欠いて大敗しているが、ここは仕切り直しの一戦となる。

 今週末のAJCC(G2)に出走予定しているダンビュライトやレジェンドセラーといった4歳世代の上がり馬も、春のG1戦線を睨めば少しでも賞金を上積みしておきたい立場。正式な発表こそまだないものの、場合によっては転戦してくる可能性もありそうだ。

【古馬次走】リスグラシューは武豊で東京新聞杯

 有馬記念7着サウンズオブアース(牡7=藤岡)は、日経賞(3・24、中山)。

 エリザベス女王杯8着リスグラシュー(牝4=矢作)は、武豊で東京新聞杯(2・4、東京)。

 阪神C4着モズアスコット(牡4=矢作)は、ルメールで阪急杯(2・25、阪神)。

 ニューイヤーS2着シュウジ(牡5=須貝)は、M・デムーロで洛陽S(2・10、京都)。

 淀短距離S2着アクティブミノル(牡6=北出)は、シルクロードS(28日、京都)除外ならオーシャンS(3・3、中山)。

サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「トーセンビクトリーが牡馬一蹴!」

 中山、京都競馬場での新春開催は今週で幕。そのメインは、恒例のアメリカジョッキークラブカップ。京都では重賞がなく、新たに開幕する中京の東海Sが西のメインとなる。

 この時期の古馬の中距離重賞は、GIの前哨戦という意味合いはないが、それでも4月初めの大阪杯が昨年からGI戦に昇格したことで、そこを見据えている馬にとっては重要度が増したことは間違いない。

 頭数は少ないが、今回の顔ぶれを見れば明らかだろう。一昨年の有馬記念馬ゴールドアクターを筆頭に、一昨年のこのレースの覇者ディサイファ、同3着馬ショウナンバッハと古馬陣がデンと構えての豪華版である。

 そこに今回と同じ舞台で行われたセントライト記念を制したミッキースワローに、目下連勝中の上がり馬レジェンドセラーといった明け4歳馬が加わるのだから、興味が尽きない一戦で、馬券的にもおもしろそうである。

 過去10年、馬単で万馬券になったのは4回(馬連では3回)。堅い、荒れるは極端だが、それでも1、2番人気馬がともに連対を外すことは少ない。別定戦でもあることから比較的堅く、中穴傾向の重賞と言っていいか。

 あらためて顔ぶれを見てみよう。前述した古豪に生きのいい明け4歳勢。これらが人気を分けることになるのだろうが、これでは穴党にとっておもしろいはずがない。

 期待を寄せてみたいのは、紅一点トーセンビクトリーだ。これまで、牝馬が連対することはきわめて少なかった。斤量差が小さく、牡馬の一線級が相手で分が悪いのは当然。そもそも牝馬の出走数が少ないのだから、やむをえまい。

 が、それを承知で挑んでくるのだから、陣営としてはそれなりに勝算があればこそなのだろう。確かに有馬記念にも出走させたのだから、無謀な挑戦では決してない。

 その前走の有馬記念は14着。しかしこれ、体重がその前のエリザベス女王杯時に比べ10キロ増と重め残りの状態だった。しかも直線に入って前をカットされる大きな不利を被ってのもの。最後は追うのもやめてしまったのだから、参考外にしてよく、ここは、あらためて注目すべきなのだ。

 冬場で調整が難しい時でもあるが、前走後は順調そのもの。しっかりと乗り込んでもいて、中間の稽古の動きは実に素軽い。

「馬体が締まって雰囲気がいい。馬もヤル気になっており、前走以上の状態で出走できるはず」

 こう厩舎関係者も口をそろえて仕上がりのよさを強調するほど。ならば、巻き返しがあっていいはずだ。

 中山とは相性がよく(中山牝馬S勝ち)、距離の2200メートルも前々で運ぶこの馬にはピッタリだろう。そもそもデビュー時からいずれはGIを狙える素質馬と高い評価を受けていたほど。牡馬の強豪相手でも断じてヒケは取るまい。

 母トゥザヴィクトリーはエリザベス女王杯の勝ち馬で、サイレントディール(GIIIシンザン記念勝ち、GIフェブラリーS2着)など、近親、一族に活躍馬が多数いる良血。良馬場条件に大きく狙ってみたい。

 一方の東海Sは、ローズプリンスダムに期待だ。

 前走のチャンピオンズCは12着に敗れたが、勝ち馬とはコンマ7秒差。決して悪い内容ではなかった。まだ体調が戻りきらず、満足いく仕上がりでなかったことを思うとなおさらだ。

 しかしこの中間は一変。稽古の動きがグ〜ンとよくなっている。追い切りも文句なし。休み明けを二度使われての変わり身を見込んでいいはずだ。新潟でGIIIレパードSを勝っているように左回りはスムーズ。中心視したい。

ドゥラメンテとスイープトウショウの“5冠ベイビー”が誕生

二冠馬・ドゥラメンテとスイープトウショウの仔が誕生した(撮影:下野雄規)

二冠馬・ドゥラメンテとスイープトウショウの仔が誕生した(撮影:下野雄規)


 二冠馬・ドゥラメンテとGI・3勝のスイープトウショウとの産駒(牝馬)が誕生した。16日、ノーザンホースパークのツイッターアカウントで発表された。ノーザンファームで生まれた初のドゥラメンテの仔とのこと。

 父ドゥラメンテは2003・04年のエリザベス女王杯(GI)などを制したアドマイヤグルーヴを母に持つ良血で、2015年の皐月賞・日本ダービー馬を制した二冠馬。通算成績は9戦5勝・2着4回。2016年の宝塚記念(2着)を最後に引退し、社台スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度の種付け料は400万円。

 母スイープトウショウは2005年の宝塚記念などGI・3勝の名牝で、これまで5頭が中央競馬でデビューしている。ドゥラメンテとの仔は母譲りの大きな流星を持っており、順調なら2年後、20年にデビューを迎える。

シュヴァルグラン、天皇賞春でもボウマンとコンビ 初戦の大阪杯は未定


ジャパンCを制したシュヴァルグランと鞍上のH・ボウマン
Photo By スポニチ

 大阪杯(4月1日、阪神)で始動するシュヴァルグラン(牡6=友道)は、春2戦目に予定している天皇賞・春(4月29日、京都)で再び、ボウマンがコンビを組む見込みであることが17日、分かった。

 友道師は「短期免許で来日する予定なので」と明かした。鞍上が騎乗した昨秋のG12戦はジャパンC1着、有馬記念3着。昨年の世界No・1ジョッキーに輝いた鞍上とのコンビで、16年3着→17年2着に惜敗した天皇賞制覇に挑む。なお、大阪杯の鞍上は未定。

 また、僚馬ヴィブロス(牝5)が始動する中山記念(2月25日)の鞍上は内田に決まった。エリザベス女王杯5着後は放牧に出ていたが、今日18日に帰厩。「フックラしていい感じ」と友道師。連覇が懸かるドバイターフ(3月31日、メイダン)の鞍上は未定。

ドゥラメンテ「超個性派」初仔誕生!? 最強マイラーモーリスとともに新たなる希望を託す

ノーザンファーム初のドゥラメンテ産駒が誕生!お母さんは17歳のスイープトウショウ、個性派フェイスの元気な女の子です^ – ^ #ノーザンファーム #ドゥラメンテpic.twitter.com/Oq5wLuYpUH

— ノーザンホースパーク (@northern_horse) 2018年1月16日

 偉大な両親に続くことはできるのだろうか?

 15年の皐月賞で豪快な大外一気、日本ダービーでの危なげないレコード勝利で2冠に輝いたドゥラメンテ。一昨年前の宝塚記念2着後に故障し、引退・種牡馬入りが発表されていた同馬の初仔が15日、北海道安平町のノーザンファームで誕生したと「スポーツ報知」が伝えている。

 気になる初仔の母は05年の宝塚記念、エリザベス女王杯などG1・3勝を含む重賞6勝を挙げたスイープトウショウ。母譲りの大きな流星が目をひく、父母合わせて5冠の良血馬が誕生した。

 ドゥラメンテは、母アドマイヤグルーヴがエアグルーヴとサンデーサイレンスの娘。そして父馬は種牡馬として多くの産駒を送り出しているキングカメハメハだ。まれに見る良血であるため、有力な種牡馬が集まるスタリオン「社台スタリオンステーション」でも初年度から最多の284頭と交配を行った。今回の初仔以降も続々と良血の産駒が誕生することが予想されている。

ソウルスターリングは阪神牝馬Sからヴィクトリアマイルへ!鞍上はルメール

2018/1/17(水) 12:30

ソウルスターリング"

阪神牝馬SからヴィクトリアMへ向かうソウルスターリング

2017年のオークスを勝ち、最優秀3歳牝馬に選ばれたソウルスターリング(牝4、美浦・藤沢和厩舎)は、今春の目標を5月13日(日)のヴィクトリアマイル(G1、東京芝1600m)に定めて4月7日(土)の阪神牝馬S(G2、阪神芝1600m)から始動する見込みとなった。両レースともC.ルメール騎手とコンビを組む予定。ジャパンカップ7着後は山元TCへ放牧に出され、順調に乗り込まれている。

2017年の桜花賞、秋華賞で2着だったリスグラシュー(牝4、栗東・矢作厩舎)は、2月4日(日)の東京新聞杯(G3、東京芝1600m)を目標に調整される。エリザベス女王杯8着後はノーザンファームしがらきへ放牧に出され、1月16日に栗東トレセンに帰厩した。また、京都金杯2着のクルーガー(牡6、栗東・高野厩舎)も東京新聞杯へ向かう。

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東京新聞杯から始動するリスグラシュー

ドゥラメンテ、初子誕生!母はスイープトウショウ

 15年の皐月賞、日本ダービーを制したドゥラメンテ(牡6歳)の産駒第1号が15日、北海道安平町のノーザンファームで誕生した。母は04年秋華賞、05年宝塚記念、エリザベス女王杯のG1・3勝を含む重賞6勝を挙げたスイープトウショウ(父エンドスウィープ)。父母合わせて5冠の鹿毛の牝馬が元気な産声を上げた。

 ノーザンファームの中島文彦場長は「サイズは55キロ。生まれたての牝馬の平均は52、53キロなので、気持ち大きめ。お母さんは17歳になりましたが、若い種馬をつけて、いい子が生まれました」と母譲りの大きな流星が目をひく牝馬の誕生を喜んだ。

 ドゥラメンテは父キングカメハメハ、母はエリザベス女王杯連覇のアドマイヤグルーヴで、祖母エアグルーヴ、曽祖母ダイナカールとG1馬が続く名牝系の出。16年に北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、初年度の種付け料は400万円。1年目の種付け頭数は同SSで最多の284頭だった。

 また、スイープトウショウはトウショウ牧場の15年10月の閉鎖にともない、ノーザンファームに売却され、初めて種付けされたドゥラメンテの子を無事出産。これまでの産駒は現役のスイーズドリームス(牡4歳、栗東・須貝厩舎、父ディープインパクト)などJRAで1勝が最高成績だが、ともに豪脚を放ってG1ウィナーとなった父、母の配合で新境地を開くか、注目されそうだ。

【愛知杯】エテルナミノル重賞初制覇!四位洋文騎手が絶妙タクト

 牝馬限定のハンデ重賞、第55回愛知杯・G3は13日、中京競馬場で行われ、6番人気でハンデ54キロのエテルナミノル(四位)が直線で抜け出し、重賞初制覇を飾った。51キロの11番人気レイホーロマンスが2着に突っ込み、昨年の覇者でトップハンデ56キロの1番人気マキシマムドパリは3着が精いっぱい。3連単は12万1160円の波乱の決着となった。

 波乱必至の尾張のハンデG3で、ベテランが巧みにタクトを振った。スタートをスムーズに決めたエテルナミノルを、四位は外5番手の絶好位にスッとつけた。折り合いよく、4コーナーの手応えも抜群。直線で目の前に開いたVロードを力強く押し上げていき、半馬身の着差以上の余裕をもって駆け抜けた。

 「ハンデ戦ということもあったので、好位から進めました。前走はゲートが良くなかったけど、ゲートの中でも落ち着いていましたね。それで、しっかりと流れに乗れたのが大きかった。馬がよく頑張ってくれました」。自身が騎乗した2走前のエリザベス女王杯は中団から運んで11着に敗れたが、その経験とレースの違いをふまえて戦法を修正。27年のキャリアを注いだ冷静な仕事ぶりで、76個目のタイトルを手にした。

 陣営も、してやったりだ。前走のハンデG3(ターコイズS)では出遅れて0秒1差5着。この中間、入念にゲート練習を重ねて重賞初制覇をたぐり寄せた。「前走も出遅れなかったら、という内容。練習した効果があって良かった。頭の悪い子じゃないから(ゲートが)怖いものでないと教えさえすればね」。本田調教師はニンマリとほほえんだ。

 これで今春の目標にG1、ヴィクトリアマイル(5月13日、東京)が視野に入った。「重賞を勝てたことが、馬にとって大きい。これで、いいレースを使っていけるからね」と四位。本格化を迎えた5歳馬の明るい未来を見据えて、さわやかに笑った。(宮崎 尚行)

 ◆エテルナミノル 父エンパイアメーカー、母ダイワジェラート(父フジキセキ)。栗東・本田優厩舎所属の牝5歳。北海道新ひだか町・フジワラフアームの生産。通算19戦6勝。総収得賞金は1億3106万6000円。重賞初勝利。馬主は吉岡実氏。

【愛知杯】大ベテランの仕掛けが冴えたエテルナミノルが重賞初制覇!

2018/1/13(土) 15:35

エテルナミノル

1月13日(土)、1回中京1日目11Rで第55回愛知杯(G3)(芝2000m)が行なわれ、四位洋文騎手騎乗の6番人気・エテルナミノル(牝5、栗東・本田厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.1(良)。

2着には半馬身差で11番人気・レイホーロマンス(牝5、栗東・橋田厩舎)、3着には1馬身1/4差で1番人気・マキシマムドパリ(牝6、栗東・松元茂厩舎)が続いて入線した。

コパノマリーンがレースを引っ張り、エテルナミノルは好位の5~6番手。人気のマキシマムドパリは中団馬群のやや後ろで脚を溜める。残り800mあたりから馬群がギュッと凝縮。マキシマムドパリも外へ持ち出して最後の直線勝負。
ワンブレスアウェイが早めに抜け出すが、エテルナミノルがそれを一気に交わして先頭へ。内からシャルール、そして外からレイホーロマンス、マキシマムドパリが猛追するも、エテルナミノルがリードを守ってトップでゴールを駆け抜けた。

勝ったエテルナミノルは、8度目の挑戦で嬉しい重賞初制覇。2走前のエリザベス女王杯は11着と崩れたが、前走のターコイズSは勝ち馬から0.1秒差の5着と健闘。今回はエリザベス女王杯で手綱をとったベテラン四位騎手が絶妙のタイミングで追い出しを計り、まんまと後続の追撃を振り切った。
馬主は吉岡實氏、生産者は新ひだか町のフジワラフアーム。馬名の意味由来は「永遠(伊)+冠名」。

愛知杯の結果・払戻金はコチラ⇒

  • エテルナミノル
  • (牝5、栗東・本田厩舎)
  • 父:エンパイアメーカー
  • 母:ダイワジェラート
  • 母父:フジキセキ
  • 通算成績:19戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 18年愛知杯(G3)

エテルナミノル
エテルナミノル
エテルナミノル
エテルナミノル

俳優の磯村勇斗さんがプレゼンターを務めた

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

【愛知杯予想2018】ゲッカコウ、武器のロングスパートで重賞獲りへ

北陸では大雪の影響で交通トラブルが続発、冬もまだまだこれからが本番といった感じですね。北陸にお住まいの方々はスリップ事故、転倒によるケガにくれぐれもお気を付けください。

さて、競馬は今週末から中京競馬が開催され、3場開催に。中京の今年一発目の重賞は牝馬のハンデG3「愛知杯」です。牝馬限定の重賞にちなんでか、この日は女性の方は競馬場一般入場料が無料となるフリーパスの日となっているので、女性の方はこの機会に現地へ観戦してみてもよいかもしれませんね。

牝馬限定のハンデ戦というだけで荒れそうな匂いがプンプンしておりますが、事実その通りで、過去10年(過去9回開催)の結果を見てみると、1番人気が2勝、2番人気が1勝、3番人気は連対ゼロといったように上位人気の不振が目立つ上に、9開催中5回は二桁人気の馬が絡むなど人気薄の激走も目立ちます。三連単の配当は100万馬券以上が2度も飛び出しており、波乱傾向が非常に強いレースと言えるでしょう。

何だか穴馬選びが楽しくなりそうなレースですが、まずは本命馬から。今回本命馬に選んだのはゲッカコウです。3歳時に出走したフラワーカップ2着が重賞では最高着順で、去年9月は1年ぶりの重賞挑戦となった府中牝馬ステークスで9着に敗れました。G2以上となると力不足感が否めませんが、2着に入着したG3のフラワーカップの時のようなメンバー構成なら十分チャンスはあるでしょう。

前走のディセンバーステークスでは安田記念4着の実績があるグレーターロンドンに並ばせず2着に入着。スローペースの中でしっかりと好位の中目から追走してロングスパートを決めるという好内容でした。今回最内の1枠を引けたことで外に位置しているマキシマムドパリを目標にすることもできますし、内で我慢して直線で脚を引き出す競馬ができれば十分勝ち負けになるでしょう。見せ場は作ってくれそうな一頭です。

次に、対抗馬で選んだのは昨年の覇者のマキシマムドパリです。53キロで勝った昨年から3キロ増えて今年はトップハンデの56キロとハンデは見込まれた感がありますが、2走前のエリザベス女王杯でも56キロで4着に好走。牡馬混合重賞である中日新聞杯でも5着に健闘しており中京芝2000mへの適性も高そうです。

昨年は岩田騎手で差し切り勝ちを果たしましたが、藤岡佑介騎手が主戦騎手となってからは前々で運ぶことが多くなりました。キレ味があるタイプではなくスタミナを活かした持久力勝負が得意な馬なので、仕掛けのタイミングを意識して前目でロングスパートを狙うという競馬ができれば今回も大きく崩れることはまずないでしょう。

次に、単穴にはメイズオブオナー。50キロの軽ハンデで左回りも走れて2000mも2戦2勝なら十分好走条件は揃っております。初勝利をあげるまでは苦労しましたが、500万、1000万下の内容は着差以上に評価できる勝ち方でした。重賞初挑戦となった2走前のローズステークスでは13着と大敗しましたが、ゴール前で前が狭くなりブレーキをかけてしまったのが響いたもので、決して力負けではありませんでした。今回は2枠3番と内目の枠を引きましたが、内で脚を溜めて直線でスムーズに出せればいい勝負ができるでしょう。

最後に、連下にはエテルナミノルアンドリエッテを選びました。ジリジリと伸びてくるエテルナミノルはここでも面白そうですが、今回2000mが初めてなので距離さえこなせれば。アンドリエッテも同じくジリジリと伸びてくるタイプで、長い期間条件でくすぶっていましたが消耗戦となった前走の衣笠特別を勝ちスランプを脱した感があります。

以上、愛知杯の予想でした。本命馬はゲッカコウ、対抗馬はマキシマムドパリ、単穴はメイズオブオナー、連下にはエテルナミノルとアンドリエッテという予想で勝負をしたいと思います。それでは、皆さんの馬券の健闘を祈ります!

日経新春杯、初夢みたいな穴馬3頭が今度こそ「お年玉」を運んでくる

 ごまかしの利かない2400m戦、それも広々とした京都の外回りコースで行なわれるGII日経新春杯(1月14日/京都・芝2400m)。その舞台設定から、荒れないイメージが強いレースと言えるだろう。

 加えて、今年は出走12頭による少頭数の争い。ますます堅いムードが漂い、実績のある人気馬から勝負しようと考えている人が多いかもしれない。

 しかし、過去の歴史を振り返ってみると、10番人気以下の伏兵がしばしば上位に食い込んで波乱を起こしている。

 例えば、2009年は11番人気のテイエムプリキュアが勝利。2013年には10番人気のカポーティスターが金星を飾っている。

 また、2015年には10番人気のフーラブライドが2着に突っ込んで、勝ったアドマイヤデウス(6番人気)との馬連は万馬券となり、3連単の配当は20万超えとなった。

 ならば、今回もかつてこの舞台で躍動した伏兵馬を参考にして、少し遅れてビッグなお年玉をもたらしてくれそうな”穴馬”候補を探してみたい。

 まずは、2015年に2着となったフーラブライド。彼女は、それまでに牝馬重賞を2勝し、前年の日経新春杯でも3着と奮闘するなど実績上位の1頭だったが、近走の成績が振るわなかった。

 3走前のGII京都大賞典(京都・芝2400m)で7着、続くGIエリザベス女王杯(京都・芝2200m)で4着、直前のGIII愛知杯(中京・芝2000m)でも6着と沈んで、馬券圏内(3着以内)に加われないレースが続いた。その結果、6歳という年齢的な衰えも囁かれるようになり、日経新春杯では評価が急落した。

【愛知杯】クインズミラーグロ月曜しっかり木曜軽めの納得調整

2018/1/11(木) 21:30

ロッカフラベイビー

愛知杯に向けて追い切りを行うロッカフラベイビー(奥)

愛知杯(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、府中牝馬ステークスで13着だったロッカフラベイビー(牝6、美浦・鹿戸雄厩舎)は、10日、木幡初也騎手を背に(レースでは古川吉洋騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、5F68.6-53.6-39.6-13.2秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「近走を見ると、もっとやれていい馬だと思っています。今週の追い切りは併せ馬で遅れて最後は脚もありませんでしたが、あえて稽古で動く馬と併せてのものです。体も10キロくらい増えていますし、今週目一杯やれたことで変わってくると思います」

前走、ターコイズステークスで8着だったワンブレスアウェイ(牝5、美浦・古賀慎厩舎)は、10日、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.2-52.3-39.5-13.3秒をマークした。

【古賀慎明調教師のコメント】
「前走は、直線で包まれて脚を伸ばすことが出来ませんでした。稽古はやればいくらでも動く馬ですし、今週も良い動きで体調は問題ありません。以前1800を使ったときに正攻法の競馬で距離をこなしていましたし、中京2000でも心配はしていません。ここ2戦はゲートの出がひと息なので、今回は普通に出てくれればと思っています」

前走、エリザベス女王杯で14着だったクインズミラーグロ(牝6、美浦・和田道厩舎)は、11日、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.4-38.1-12.5秒をマークした。

【和田正道調教師のコメント】
「前走から少し間隔があいていますが、仕上がりが早いタイプなので問題はありません。今週の月曜日にもしっかりやれていますし木曜日は軽めにやりましたが、感じは良かったです。あまりテンションが高くならないようにこのパターンで調整をしていますが、良い感じできています。コース条件もハンデも良いので楽しみにしています」

ワンブレスアウェイ

愛知杯に向けて追い切りを行うワンブレスアウェイ(左)

クインズミラーグロ

愛知杯に向けて追い切りを行うクインズミラーグロ

クインズミラーグロなど、愛知杯厩舎情報/美浦トレセンニュース

 1月13日(土)に中京競馬場で行われる牝馬限定の重賞・愛知杯(GIII・ハンデ・芝2000m)に美浦から出走する注目馬について、管理する各調教師のコメント。

■クインズミラーグロ(牝6・美浦・和田正道)について、和田調教師。
「今週は月曜日にしっかりやっていて、今日(1/11)は軽めに追いましたが良い感じでした。テンションがあまり高くならないように、このパターンで調整をしています。

 前走(エリザベス女王杯・GI・14着)からは少し間があきましたが、仕上がり早の馬なので大丈夫でしょう。中京の2000mという条件も合っていますし、ハンデの54キロも良いので楽しみですね」

■ゲッカコウ(牝5・美浦・高橋義博)について、高橋調教師。
「今週(1/10)はウッドチップの馬場状態が良かったのでスーッと伸びてくれましたし、仕上がりは問題ないですね。前走(ディセンパーS・OP・2着)は折り合いもつきましたし、4コーナーでは勝てるのではないかと期待したのですが、勝ち馬が強かったですね。今回は強いメンバーが揃いましたが、以前より折り合いがつくようになっていますし、折り合いさえつけば終いの脚は使えるでしょう」

■リカビトス(牝4・美浦・奥村武)について、奥村調教師。
「以前あったような歩様の乱れは改善されてきて、少しずつ良くなっていますね。今週(1/10)は坂路で予定通りの追い切りでしたが、あのくらいの時計(53.0-38.7-25.9-13.0)は楽に出ますし、中京までの輸送を考えると十分でしょう。

 昨年の優勝馬(マキシムドパリ)が56キロで、こちらは51キロと斤量差がありますので、つけ入る隙はあると思います。これまで左回りで結果が出ていますし、中京の2000mという条件も良さそうですね」

■ワンブレスアウェイ(牝5・美浦・古賀慎明)について、古賀調教師。
「ここ2戦はスタートがひと息でしたし、前走(ターコイズS・GIII・8着)は直線で包まれてしまって、脚を伸ばせませんでした。ここまで順調に来ていますし、今週(1/10)の追い切りは走りやすい馬場だったこともあり時計も良く、動きも良かったです。メンタル面も成長していますし、1800mでは上手に立ち回れていますし、中京の2000mも問題ないでしょう。

 姉(タガノエリザベート、キャットコイン)や妹(ロックディスタウン)が重賞を勝っていますので、この馬も勝たせてあげたいですね。あとは普通にゲートを出てくれればと思います」

■ブラックオニキス(牝4・美浦・加藤和宏)について、加藤調教師。
「先週までしっかりやっていますので、今週(1/11)は調整程度の追い切りでした。見た目に大きく変わったところはありませんが、中身は良くなっています。レース間隔があきましたが、状態は変わらないですね。牝馬同士の一戦なので、重賞でもやれると思います」

(取材・文:佐々木祥恵)


中京の2000mという条件は合っているというクインズミラーグロ(撮影:佐々木祥恵)

【愛知杯】栗東レポート~キンショーユキヒメ [News]

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みんなが選んだ年度代表馬は!? 「2017年netkeiba大賞」が決定!

9034人が投票した「2017年netkeiba大賞」が決定!

9034人が投票した「2017年netkeiba大賞」が決定!


 netkeiba.comでは、競馬ファンを対象に「2017年netkeiba大賞」を決めるアンケートを実施。最終的に9,034人のファンの声が集まり、投票結果をもとに「年度代表馬」や「最優秀ホースマン」など、計14個の賞における受賞馬・受賞者を決定した。

■年度代表馬
キタサンブラック 7,144票(得票率80%)

■最優秀2歳牡馬
ダノンプレミアム 6,167票(得票率69%)

■最優秀2歳牝馬
ラッキーライラック 7,408票(得票率81%)

■最優秀3歳牡馬
レイデオロ 7,299票(得票率81%)

■最優秀3歳牝馬
モズカッチャン 3,962票(得票率44%)

■最優秀4歳以上牡馬
キタサンブラック 8,210票(得票率91%)

■最優秀4歳以上牝馬
ヴィブロス 3,652票(得票率40%)

■最優秀スプリンター
レッドファルクス 6,628票(得票率74%)

■最優秀マイラー
ペルシアンナイト 2,988票(得票率34%)

■最優秀ダート馬
ゴールドドリーム 4,382票(得票率47%)

■最優秀障害馬
オジュウチョウサン 8,501票(得票率94%)

■最優秀地方馬
ヒガシウィルウィン 4,904票(得票率56%)

■最優秀外国馬
エネイブル 6,138票(得票率68%)

■最優秀ホースマン
M.デムーロ騎手 3,809票(得票率42%)

「年度代表馬」は、有馬記念で有終の美を飾ったキタサンブラックが7,144票と圧倒的な支持を集め受賞。「感動をありがとう」、「引退は悲しいが、産駒を応援します」と多くのメッセージが集まった。また、障害GI4連覇を達成したオジュウチョウサンは1,538票を集め、「中山大障害は2017年ベストレース」、「2018年こそ無敗で年度代表馬」と2018年のさらなる活躍を期待するメッセージが多く寄せられた。

「最優秀3歳牝馬」は、古馬牝馬を相手にエリザベス女王杯を制したモズカッチャンが、僅差でオークス馬・ソウルスターリングを上回り受賞。その差は595票だった。

「最優秀ホースマン」は、キタサンブラックの主戦を務めた武豊騎手や外国人騎手初のリーディングを獲得したC.ルメール騎手を抑え、すべて異なる馬での年間中央GI・6勝など大舞台で活躍したM.デムーロ騎手が受賞した。

【愛知杯(G3)展望】マキシマムドパリの連覇達成なるか? 適性の高い舞台なら久しぶりの勝利は間違い …

【愛知杯(G3)展望】マキシマムドパリの連覇達成なるか? 適性の高い舞台なら久しぶりの勝利は間違いなし!?の画像1

 13日(土)から開幕を迎える今年の中京競馬場での最初の重賞は愛知杯(G3)。2016年から開催時期が1月に変更されたこのレースだが、牝馬限定のハンデ重賞という事もあり2年続けて高額配当が飛び出している。

 荒れるレースだが、連覇を目指すマキシマムドパリ(牝6、栗東・松元厩舎)に注目したい。昨年のエリザベス女王杯(G1)での4着や3歳時の秋華賞(G1)で3着の成績があるように高い能力の持ち主であることは間違いない。昨年、一昨年とも愛知杯(G3)から始動、今年で3年連続での出走となりこのレースの常連とも言える存在だ。

 これまでの愛知杯(G3)での成績を振り返ると、一昨年は2番人気と期待されて4着に敗れたが、これはスタートでの出遅れとハイペースのレース展開を中団で進めた為、直線での末脚が鈍ったところを追い込み勢に交わされてのもの。昨年は更に期待を集めて1番人気になり、スタートでのロスもなくレースも平均ペースで展開し、能力を出し切る条件が揃う。そして、後方で脚を溜めたこの馬が残り200m過ぎから見せた末脚は桁違い。大外から一気にまとめて差し切り、5歳にして初めての重賞タイトルを手にすることができた。

 前走の中日新聞杯(G3)は今回と同じコースで、強力な牡馬相手に0.3秒差の5着と好走しており、中京競馬場は相性はかなりいい。ここまで中京では重賞を3戦しているが、掲示板を外したことがないのが何よりの証拠である。牝馬限定戦で得意な舞台でのレースとなれば連覇も十分可能なはず。そんなマキシマムドパリに不安要素があるとすれば、課せられる斤量だろう。過去2年の斤量は53㎏と恵まれていただけに、連覇に向けての最大の敵は昨年よりも重くなるハンデとなりそう。残る現役生活で重賞実績の上乗せを目指すならば、ここは越えなければならない壁といえる。

 ライバルとして立ちはだかるのは同世代のクインズミラーグロ(牝6、美浦・和田厩舎)だ。この馬も3年連続での出走となっているが、昨年はここを3着してから、牝馬限定の重賞5戦連続3着以内に入る活躍を見せた。ここ2戦のエリザベス女王杯(G1)、府中牝馬S(G2)では大敗を喫しているが。本来の実力を考えればこんなものではないはず。差しの競馬、先行の競馬ができる自在性が持ち味で、重賞での好走時は上手くレースの流れに乗れていた。昨年はここでの好走が躍進につながるきっかけとなった縁起の良いレース。今年もここから良いレースを続けていくことができれば、自ずと届きそうで届かなかった重賞タイトルも見えてくるはずだ。