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【オールカマー】ルージュバック復活祭 末脚全開“最後の秋”悲願のG1獲りだ

 秋初戦をV発進したルージュバック

 秋初戦をV発進したルージュバック


 「オールカマー・G2」(24日、中山)

 残る時間はわずか。手が届きそうで届かないGI獲りへ、ルージュバックが秋初戦を最高の形で発進した。

 マイネルミラノの逃げは、前半の1000メートル通過が63秒1のスロー。直線に入っても懸命に踏ん張る逃げ馬にライバルが一斉に襲い掛かるなか、北村宏が選択したのは最内だった。ペースが上がった4角で外側に斜行し、他馬に不利を与えてしまったが、最後は内ラチ沿いから持ち前の末脚全開。並み居る強豪牡馬を切り捨てた。

 テン乗りでのVに、「思ったより穏やかな馬だった。男馬相手でも頑張って、力があるところを見せてくれました」と、鞍上は15年菊花賞(キタサンブラック)以来の重賞制覇に笑みを浮かべた。昨秋の毎日王冠以来の重賞4勝目。厩舎の看板馬の復活劇に、大竹師は「乗り役の好判断でしょう。今回は北海道からの輸送でゆっくり立ち上げられて良かった」とうなずいた。

 クラブの規定で来春の繁殖入りが迫る。もちろん、今秋の最大目標はエリザベス女王杯(11月12日・京都)。トレーナーは「残り少ないので。GIタイトルを獲らせたい」と意気込む。“天才少女”と言われた素質馬も、既に5歳の秋。悲願へ向けて、最後の大勝負に出る。

提供:デイリースポーツ

【オールカマー】ルージュバック、重賞4勝目!次走エ女王杯で悲願のG1取りだ

 中山競馬場で行われた第63回オールカマー・G2は、5番人気のルージュバックが直線で内を突き、重賞4勝目。エリザベス女王杯(11月12日、京都)で悲願のG1制覇を目指す。

 真一文字に直線の最内を突き抜けた。ルージュバックは外から伸びるライバルたちを振り切り、昨年の毎日王冠以来の復活の白星をもぎ取った。初騎乗で好リードした北村宏は「(4角で)ごちゃついたところもありましたが、馬もよく伸びていた。力のあるところを見せてくれたと思う」と納得の表情。悲願の初GIタイトルを見据えて、秋初戦で好発進を飾った。

 好スタートを決めて、うまく道中は内の4番手に潜り込んだ。前半1000メートル1分3秒1というスローペースの展開で、「トップスタートで行けて、馬場もいいし、流れに乗っていきました」と脚をためることができた。直線はロスなく内へ進路を取り、大竹調教師は「乗り役の好判断でしょうね。確実に脚を使うので」と人馬をたたえた。

 夏は北海道でリフレッシュして、8月末に美浦トレセンへ帰厩。入念な調整で春より状態は上向いていた。大竹師は「(次走は)エリザベス女王杯ですね。(5歳秋で現役期間は)残り少ないので、G1のタイトルを取らせたい」と力を込めた。(坂本 達洋)

 ◆ルージュバック 父マンハッタンカフェ、母ジンジャーパンチ(父オーサムアゲイン)。美浦・大竹正博厩舎所属の牝5歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算戦績は16戦6勝。通算獲得賞金は3億1648万5000円。主な勝ち鞍は毎日王冠・G2、エプソムC・G3(16年)きさらぎ賞・G3(15年)。馬主は(有)キャロットファーム。

【オールカマー】ルージュバック復活V 最内ズバッ牡馬斬った


逃げるマイネルミラノ(右)を内から差し切ったルージュバック
Photo By スポニチ


 「第63回オールカマー」は24日、中山競馬場で行われ、ルージュバックが鮮やかに復活。目標であるエリザベス女王杯(11月12日、京都)へ向け、好パフォーマンスを見せた。

【レース結果】

 男勝りの天才少女が帰ってきた。昨年、毎日王冠以来の勝利。15年桜花賞、オークスで1番人気に推されたルージュバックは、これで全6勝を牡馬相手に達成した。大竹師は「ビックリした。あまり求めずにやってきて、毛ヅヤもさえなかったんでね」と驚きの表情で話した。

 初コンビの北村宏に導かれロケットスタート。道中は好位の4番手で息を潜めた。4角で外の馬と激しく体をぶつけたが、G1級の牡馬と渡り合ってきた女傑はひるまない。燃え上がったように最内を伸びると、5F63秒1のスローに苦しんだ追い込み馬たちを尻目にゴールした。4角の攻防で北村宏は2日間の騎乗停止処分に。レース後は「トップスタートで(内の)馬場も良かったので流れに乗りました。馬がよく伸びてくれた。イメージ通りのいい馬でした」と控えめなトーンで話した。

 レースの約10日前にノーザンファーム天栄から美浦トレセンに入厩するのが同馬のサイクルだったが、今回は3週ほど前に帰厩。美浦での乗り込み量はそれまでになく多かった。師は「北海道から直接返して、ゆっくり立ち上げられたのが良かった。今回はカイバ食いに苦労しなかった」と笑顔で振り返った。

 次戦は“苦手”な牝馬限定戦のエリザベス女王杯へ。師は「越えられない壁をどうにか越えたい」と苦笑いを浮かべた後に「(現役生活が)残り少ないんでね。どうにかG1を」と力を込めた。秋始動戦を勝ったのは昨年と同じ。5歳を迎えたルージュの秋はどう実るのだろうか。

 ◆ルージュバック 父マンハッタンカフェ 母ジンジャーパンチ(母の父オーサムアゲイン)牝5歳 美浦・大竹厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績16戦6勝 総獲得賞金3億1648万5000円。

 ◆騎乗停止 ルージュバックの北村宏は4角で外側に斜行したことについて9月30日、10月1日の2日間の騎乗停止となった。被害馬はマイネルディーン、タンタアレグリア、アルバート、マイネルサージュ。

【オールカマー】不振を乗り越えたルージュバック「予定通りにエリザベス女王杯へ」

2017/9/24(日) 18:00

ルージュバックの口取り

●9月24日(日) 4回中山7日目11R オールカマー(G2)(芝2200m)

未完の女王が艶やかに復活! 現役最後の秋シーズンを迎えるルージュバック(牝5、美浦・大竹厩舎)が春の不振を払拭して強豪牡馬を撃破。重賞4勝目を飾った。

ルージュバックの武器といえば、切れ味抜群の末脚。しかし、初コンビを組んだ北村宏司騎手は迷わず先行策を選択。スムーズに流れに乗り、ロスなく経済コースを回ると、直線では逃げるマイネルミラノ、外から早めに動いたステファノスをインから一気に交わしてゴール。

「いいスタートを切れて、内を主張していきました。馬場はよかったし流れに乗って行けました。4コーナーでちょっとゴチャついたがよく伸びてくれた。今日初めて乗せてもらいましたが、周りから見ていた通りいい馬ですね。思ったより穏やかに返し馬が出来たし、力のあるところをみせてくれました」とパートナーを称え、管理する大竹正博調教師も開口一番「乗り役の好判断でしたね。4コーナーの進路が良かった。確実に脚は使えますからね」と鞍上の好プレーに勝因に挙げた。

デビューから3連勝で牡馬相手のきさらぎ賞を勝ち、オークスで2着。その後も勝ったエプソムC、毎日王冠は牡馬相手と、世代トップクラスの能力を誇示しながらもG1は無冠。昨秋の天皇賞以降、4戦連続で掲示板を外す不振に喘いだ。今年はヴィクトリアマイルのあと、すぐに休養に入り、秋に向けて体調を整え、最も早い始動。

「今回は飼い葉食いの細さに関しては、苦労はなかったですよ。北海道からの輸送による疲れを1週間、癒したうえ、ゆっくり立ち上げられました。ただ、まだ毛艶はひと息です。あまり多くを求めずにレースを使いましたので、使って良化するでしょう。スタートが良く、位置取りは前目。正直、びっくりしましたが、レースの負担も少なかったと思います。予定通りにエリザベス女王杯へ。競走生活も残り少なくなりましたので、なんとか結果を出したいですね」と余裕残しでの勝利に師も確かな手応えを掴んだ。次は秋の淀で悲願のG1獲りに挑む。

ルージュバックと北村宏司騎手
ルージュバックの表彰式
会心の騎乗に笑顔が弾けるルージュバックの北村宏司騎手

会心の騎乗に笑顔が弾ける北村宏司騎手

北村宏司騎手は2年ぶりの重賞勝利となった

【オールカマー】ルージュバックがイン突きで重賞4勝目! 次走はエリザベス女王杯で悲願G1取りへ

 オープン馬17頭が争い、北村宏司騎手が手綱を執った5番人気のルージュバック(牝5歳、美浦・大竹正博厩舎、父マンハッタンカフェ)が最内を突いた直線で鋭く伸びて優勝。昨年の毎日王冠以来の重賞4勝目を挙げるとともに、天皇賞・秋(10月29日、東京)の優先出走権を手にした。

 2着には1番人気のステファノス(戸崎圭太騎手)、3着は3番人気のタンタアレグリア(蛯名正義騎手)で、休み明けの3頭が上位を占めた。

 北村宏騎手「よく頑張ってくれました。いいスタートだったので、馬場もいいし、流れに乗って行きました。(4コーナーで)ごちゃついたところもありましたけど、馬もよく伸びていた。(自分は)初めて乗ったので、周りから見ていていい馬と思っていた。能力はある。思っていたより、返し馬も穏やかにできた。馬は力のあるところを見せてくれたと思う」

 大竹調教師「乗り役の好判断でしょうね。確実に脚を使うんでね。今回はカイ食いに関しては、あまり苦労しなかった。(次走は)エリザベス女王杯ですね。(現役が)残り少ないので、G1のタイトルを取らせたい」

【中山新馬戦】ダイワスカーレットの娘ダイワメモリーがデビューV

 24日の中山5Rの2歳新馬(芝2000メートル、12頭立て)は、2番人気のノヴェリスト産駒ダイワメモリー(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎)がゴール前で抜け出してデビュー勝ちを飾った。勝ち時計は2分6秒1。

 大外枠からスタートはひと息だったが徐々に押し上げ、道中は4、5番手を追走。内へ入れた直線は前を行くマイネルプリンチペ、マノンの隙間を縫うように鋭く脚を伸ばして、最後は4分の3馬身抜け出した。

 ゴールでは横を確認する余裕を見せた内田博幸騎手は「追ってからがいいね。調教ではそんな面を見せていなかったけど、思った以上だった。馬場は道悪の先週より、良馬場の今週の方が良かったし、距離も2000メートルで良かった」と快勝を振り返った。

 07年の桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、08年の有馬記念を制した名牝ダイワスカーレットの6頭目の子供。6頭すべてが牝馬で、新馬勝ちはダイワミランダ(5歳)に続いて2頭目。ミランダも管理する国枝調教師は「こんな競馬ができるとはね。今日の感じを見ると、あれもこれもと(レースを)いかない方がいいのかもしれない。次走はゆっくりといくよ」と見解を述べた。今後も長めの距離を中心に使っていくことになりそうだ。

【横山英二の私金倍増計画】日曜中山11R《産経賞オールカマー責任予想》

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 【中山11R・産経賞オールカマー】 競馬というものに初めて出会ったのが16歳の冬。ちょうどグランプリ有馬記念の直前で、単枠指定にされたオグリキャップとスーパークリークがイナリワンに敗れた年だった。それからその魅力にドップリとはまり、競馬エイトのトラックマンになってからも、はや20年あまりが経過したが、この間に勝ったり負けたりを繰り返し、ここ数年、強く思うことがある。

 馬券を買うにあたって、競馬の知識はディープである必要はない。知識はそこそこで、最終的には馬を選択する【勘】。これが一番大事。例えばフルゲートのレース。出走馬18頭を少しの知識でふるいにかけて8~9頭程度(印を付ける馬)にまず絞り込むのだが、それを頭(1着)の可能性が高い人気サイドのA班と、普通なら能力的にも2、3着のB班に分ける。A班でこれは!と思う意中の馬がいれば、予想は簡単なのだが、なかなかそうはいかない。A班が隙だらけで頼りなければ、レースは荒れると判断し、B班から軸馬を探すのだが、最低でも印はつけようと思うからにはどの馬にも何かしらいいところがあるわけで、理由づけして本命にできる。予想の芸風的に馬券は穴馬から入ることが圧倒的に多いのだが、このB班からの選択をよく間違える。

 「このレースは荒れると思ったんだよなぁ。(勝ったのは)やっぱり、こっちだったかぁ。軸を間違えた」

 よく聞く、競馬あるあるである。

 昨年は『ガチンコ収支バトル』で60万超えのプラスを計上し参加者の第1位に。まあまあ選択がうまくいった程度で年間王者になることができた。今年はというとほとんど見せ場をつくれていないが、それでも先週の時点で12万ちょい勝ち。選択は全くうまくいっていないのにまだプラス域である。そのあたりを買われて、今回の《責任予想》でしょうか。春のダービーも任されており、◎レイデオロまでは行き着いたものの、馬券はタコ。今回はリベンジの意味も込めて、少しの知識と一番大事な勘をフルに働かせて頑張ります。

 今年の産経賞オールカマーは世間一般的にいえば、A班がステファノス、タンタアレグリア、ルージュバック、アルバートあたりだろうか。ただどの馬も隙だらけ。マイル路線と天秤(てんびん)にかけてきたステファノスはGIでも足りるが、2000メートル以上の距離で未勝利。瞬発力型で、早めにペースが上がり、ゴールまでだらだらと脚を使う舞台はイメージにも合わない。タンタアレグリアはAJCCこそ奇跡的な立ち回りのうまさで制したものの、依然として脚もとは弱く、長期ブランクのおかわり。そうそううまくいくのか微妙…。ルージュバックは今年は毎日王冠ではなく、こちらを選択してきた。大目標を牝馬限定のエリザベス女王杯に置いてのことだろうが、北村宏司騎手へのテン乗りでは近況も踏まえても大きな期待はかけられない。距離不足の懸念があるアルバートもしかり。諸々考えて、今年はB班の出番かと。

 ◎⑭モンドインテロを狙う。札幌日経オープンでいち早くリスタートし、今回は叩き2走目。前回は全体的にかなり余裕があるつくりで叩き台は明らかだったが、相手が弱すぎて楽に勝つことができた。当初からこの舞台に照準を合わせており、中間(美浦トレセン帰厩後)はこれまで以上に熱っぽく攻めている。しっかりと馬体も絞れてくるはずだ。今後、使いたいところを確実に使うためにも、賞金的にはまだ心許なく、本気度はどの馬よりも高そう。また、ディープインパクト産駒ながら切れる脚はなく、そのぶんスタミナ面に事欠かない。各馬が早めに仕掛け、持久力勝負になりやすい中山の外回り芝2200メートルもぴったりの舞台に思う。そして何より馬柱とにらめっこして、この馬だ!という勘も働いた。産経賞、社内的にも大事な一戦、今年はモンドインテロに賭けてみたい。

《3連単》
 ⑭→④⑨⑮→②④⑥⑧⑨⑩⑮⑯(21点) 各300円

《3連複》
 ⑭-④⑨⑮-②④⑥⑧⑨⑩⑮⑯(18点) 各200円

ダイワスカーレットの子ダイワメモリー、トーセンブレイヴ…今週デビューする有力馬をピックアップ!

 JRA秋競馬3週目は23日(土祝)、24日(日)に中山、阪神の2場で開催される。将来が楽しみな素材がそろった新馬戦が6鞍。クラシックを目指す有力馬たちを中心に早速ピックアップしていこう。

 今週の激アツ新馬戦には、G1レースでしのぎを削った牝馬の子供が激突する【9月24日(日)、中山5R・芝2000メートル】を選んだ。

 ダイワメモリー(牝、美浦・国枝栄厩舎=ノヴェリスト産駒)は、G1・4勝(桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念)の名牝ダイワスカーレットの6番子。きょうだいでは準オープンで戦ったダイワレジェンド(父キングカメハメハ)が目立つ程度でまだ大ヒットは出ていない。

 追い切りは坂路、ウッドチップコースで入念に追われた。まだ良くなる部分を残していそうだが、態勢は十分に整っている。ダイワミランダ(父ハービンジャー)に続く、きょうだい2頭目の初戦勝ちが期待される。

 ダイワスカーレットが逃げ切った2007年エリザベス女王杯で2番手から正攻法の戦いを挑んだのが、アサヒライジング(7着=父ロイヤルタッチ)。日米19戦で、G1には届かなかったが、牝馬3冠路線で桜花賞4着、オークス3着、秋華賞2着。その間に、夏のアメリカンオークスにも挑んで2着。コンスタントに力を発揮したタフな牝馬だった。その子、ツォルニッヒ(牝、美浦・高木登厩舎=シンボリクリスエス産駒)は、8月下旬から時計を出し、調整期間は十分すぎるほど。馬名は音楽用語で「怒ったように」。シンボリクリスエス×ロイヤルタッチの、いかにも気性が激しそうな配合だけに、パドック、返し馬をチェックして買いたい。

 ウッドチップコースの走りが素晴らしかったマイネルプリンチペ(牡、美浦・畠山吉宏厩舎=ステイゴールド産駒)は、中山向きの瞬発力を備える。同じく、追い切りで水準以上の走りをアピールしたエピキュリアン(牡、美浦・加藤征弘厩舎=ルーラーシップ産駒)、シャープスティーン(牝、美浦・武井亮厩舎=ハーツクライ産駒)にも勝機はあるだろう。

 【9月23日(土祝)、中山5R・芝1600メートル】に出走するグランドピルエット(牝、美浦・田村康仁厩舎=ロードカナロア産駒)の母は、京成杯AHを勝ったザレマ(父ダンスインザダーク)。新種牡馬の父の勝ち星はすでに10を数える。美浦の坂路を豪快に駆け上がっており、牡馬相手でもパワー負けするイメージはない。

 クリッパー(牝、美浦・高橋文雅厩舎=ディープインパクト産駒)。母クイックリトルミス(父フロイド)は、米国G1(ハリウッドスターレットS)2着馬。配合レベルは高く、1勝に時間がかかるタイプではなさそうだ。

 テレグノシス産駒唯一の重賞ウィナー、マイネイサベル(新潟2歳S、府中牝馬S、中山牝馬S)を母に持つベリータ(牝、美浦・水野貴広厩舎=アイルハヴアナザー産駒)は、育成時代から評価が高く、美浦トレセンにおいても前脚を強くかき込む走りでひときわ存在感を放っている。唯一の関西馬アストルム(牡、栗東・浜田多実雄厩舎=ダイワメジャー産駒)は、報知杯FR、函館SSを勝ったソルヴェイグが出た母系で能力自体は高そうだ。京成杯、セントライト記念の重賞2勝馬フェイトフルウォーの半弟ショウナンバリウス(牡、美浦・奥村武厩舎=ネオユニヴァース産駒)も参戦する。

 【9月24日(日)、阪神5R・芝2000メートル】は、セレクトセール当歳で1億5500万円(税抜)の高値がついたトーセンブレイヴ(牡、栗東・池江泰寿厩舎=キングカメハメハ産駒)、同1歳セールで8700万円(税抜)で落札されたエタリオウ(牡、栗東・友道康夫厩舎=ステイゴールド産駒)、ディープインパクト×ストームキャットの大物配合レッドエクシード(牡、栗東・松永幹夫厩舎)の3頭が上位を形成している。

【芙蓉S考察】トゥザフロンティア、父の距離適性を超えるか?

「距離が長い。」競馬ではよく使われる言葉ですし、敗因で使われる理由としては多いかもしれません。ウサイン・ボルトにマラソンをしてもらうほど極端ではないかもしれませんが、距離適性というのは馬にとっても非常に重要です。とは言え、まだまだ成長途上の2歳馬ならいろんな可能性を試したいもの。そういう意味で、父の距離適性を越えられるかの試金石となりそうな注目のレースが今週日曜日中山9レースで行われる「芙蓉ステークス」です。

ここ3年はすべて1番人気が連対という堅いレースですが、今年の注目はやはりトゥザフロンティアでしょう。母はエリザベス女王杯はじめ、ドバイでも見せ場を作り中距離で活躍したトゥザヴィクトリー。父は短距離王ロードカナロアと、それぞれの得意距離で存分に活躍した競走馬同士の配合いうことで、距離適性の当たりがつけづらい配合になりました。

デビュー戦は芝1600mを選択し、短期免許で来日していたホワイト騎手の手綱で見事勝利。ただ、これは母譲りなのでしょうか、レースを見る限りは乗り難しそうな馬だというのが第一印象でした。今回は2ハロン延長となり芝2000m。父もマイルまでは対応力を見せましたが2000mとなると未知の領域ですが、母を見れば当然挑みたくなる妥当なローテーションと納得できます。

ホワイト騎手は既に帰国しているため、これだけの血統の主戦騎手がまだ宙ぶらりんな状況ですが、中山開催ということもあり今回は戸崎騎手が予定されています。札幌2歳S2着からファストアプローチの参戦も予定されており、オープンとはいえハイレベルな競馬が期待できそうです。

戸崎騎手とキャロットファームのコンビといえば、やはりルージュバックが浮かびます。もう少しというところまでは来ているかもしれませんが、未だG1制覇には到っていません。期待馬の主戦騎手となれるか、またロードカナロア産駒の中距離への適性はどのようなものか、重賞ではありませんが必見のレースになります。

トーセンブレイヴら 日曜阪神5Rトレセン直送トーク

2017/9/22(金) 20:00

●9月24日(日) 4回阪神7日目5R 2歳新馬(芝2000m)

トーセンブレイヴ(牡2、栗東・池江寿厩舎)は、15年のセレクトセールにて1億6740万円で落札されたキングカメハメハ産駒で、エリザベス女王杯を勝ったトゥザヴィクトリーを筆頭に活躍馬が多数出ている活気十分の牝系出身。

池江泰寿調教師は「まだのんびりしていて、気持ちが入ってきていないように見える。それでも、先週ぐらいから、ようやく調教で動けるようになってきましたから。切れるというより、長くいい脚を使えそうなタイプ」とやや慎重な構えだが、攻め量十分で鋭い瞬発力を見せている。デビュー戦の鞍上はC.ルメール騎手

ステイゴールド産駒のエクスパートラン(牡2、栗東・小崎厩舎)は、今週の坂路で藤岡佑介騎手が騎乗して古馬相手に先着。

「目立つ時計は出てないけど、しぶとい脚を使えそうなタイプ。コースと坂路併用で乗り込んで仕上がりもいい。気性も素直だし、初戦から楽しみ」と畑調教助手もマズマズの評価を与える。仕上がりの良さを生かして一発を狙う。

同じステイゴールド産駒のサニーレイ(牝2、栗東・野中厩舎)は、昨年のセレクトセールにて3456万円で落札。兄に6勝を挙げたアドマイヤマンボ、5勝を挙げたエルマンボがいる血統。

最終追い切りは武豊騎手が手綱をとり、CWコースで終い重点に追われて併走先着。野中賢二調教師は「綺麗な跳びをしてるし、水準以上の動き。気性面で幼いところはあるが、攻め通りならソコソコ動けそう。性格も新馬向きだよ」と確かな手応えを掴んでいる。

【次走報・関西馬】ラビットランは秋華賞、ワグネリアンは東京スポーツ杯2歳Sへ


■古馬オープン馬(9/22新着、賞金順)

ミッキークイーン エリザベス女王杯
アスカノロマン みやこS
キングズガード 南部杯
ヒストリカル オクトーバーS
タマモベストプレイ 放牧
アンビシャス 放牧
キクノストーム 放牧
ティーハーフ オパールS
ソロル 登録抹消
ナリタハリケーン シリウスSかオクトーバーS…

佐々木主浩氏も福永祐一よりルメール!? ドバイ制覇ヴィブロスも「やっぱり人事」で1強ムード加速

佐々木主浩氏も福永祐一よりルメール!? ドバイ制覇ヴィブロスも「やっぱり人事」で1強ムード加速の画像1

「また、ルメールか……」

そんな競馬ファンの呆れ声が聞こえてきそうだ。

10月14日開催の府中牝馬S(G2)を経て、11月12日に行われるエリザベス女王杯(G1)へ向かうことが発表されていたヴィブロス(牝4歳、栗東・友道康夫厩舎)。同馬の鞍上がC.ルメール騎手に決まったと「スポーツ報知」が伝えている。年内、ヴィブロスはこの2レースに参戦するにとどまり、来年には再度ドバイ遠征も視野に入れているそうだ。

今年の府中牝馬Sはヴィクトリアマイルの覇者アドマイヤリード、昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬クイーンズリング、そしてドバイターフ(G1)を制したヴィブロスの3強が出走を予定。G1級の注目レースになると目されていた。

中でも長らく休養を取っていたヴィブロスの鞍上が誰になるのかは早くから話題になっていた。だが、いざ蓋を開けてみれば”定番”となっているルメール騎手に決まった。

「もともとルメール騎手はアドマイヤリードで府中牝馬Sに向かうことが既定路線でした。ですが、同馬は前走のクイーンSで6着と完敗。今回のヴィブロスの鞍上人事はルメール騎手がアドマイヤリードに見切りを付けたため、手が空いていたからだと見ることもできます。そのようなことさえなければ、鞍上には福永祐一騎手がいたという可能性も十分あったはずです」(記者)

これまで福永騎手はヴィブロスで3走して2勝をあげている。同馬のオーナーである佐々木主浩氏とも親交が深いため有力な候補者として名前があがっていた。

「福永騎手にはクイーンSの2着馬であるトーセンビクトリーもいますが、有力馬であるヴィブロスの鞍上が依頼されれば、そちらに移っていたでしょう。ですが、福永騎手は宝塚記念(G1)で佐々木氏の所有馬であるシュヴァルグランに騎乗し、事前打ち合わせとは違う戦法を取った結果、8着に終わった”前科”があります。

JRA獣医師の「医療ミス」で競走馬が死亡……将来的に医療に携わらない”キャリア獣医”が常駐するJRAの …

JRA獣医師の「医療ミス」で競走馬が死亡......将来的に医療に携わらないキャリア獣医が常駐するJRAの管理体制に疑問の画像1

 人間が行うが故「ミス」はどうしても避けられない面があるが、こと「医療ミス」絡みの事案は世間でも常に大きく取り扱われ、その都度、決して小さくはない波紋を広げ続けている。そういった中、競馬界でも信じられないような医療ミスによって、一頭のサラブレッドが命を落とした。それも担当した獣医師はJRAに所属する職員だという。

 獣医師の人為的なミスにより窒息死に至ったのは、栗東の浜田多実厩舎に所属していたスティーマーレーン。エリザベス女王杯(G1)を勝ったトゥザヴィクトリーなど、数多くの重賞馬を輩出している牝系出身で牡の3歳馬だった。

 先月2日、追い切りを終えた本馬が疲労回復のため補液(ビタミン剤等の点滴)を行ったが、そこでアクシデントがあったようだ。担当したJRA所属の獣医師が話すには「途中で補液の減少スピードが遅いことや静脈周囲に腫れを認めたことから、2度ほど頸静脈への針の刺し直しを試みた上で補液を再開した」という。

 確かに補液を行った際、針を刺した周辺が腫れることがあるため、獣医師は担当厩務員に「一時的なものであり、時間の経過とともに消える」と説明。厩務員もその時は納得したようだが、その2時間後に異変が起きた。

「スティーマーレーンが苦しがっているので、すぐに来てほしい」

 連絡を受けた獣医師がすぐに駆け付けたものの、その時すでに本馬は呼吸困難の状態に。駐立こそ保っていたが、極めて危険な状態に陥っていた。獣医師はすぐに緊急処置を施そうとしたが、間もなく心肺停止。心臓マッサージを試みるも、やがて死亡が確認された。

 その後に病理解剖を行ったところ、原因は獣医師が頸静脈に針を刺すところを誤って、頸動脈に刺してしまったことにあったようだ。そのために過剰な出血を伴い、それが血腫となって気道を圧迫。最終的に窒息死に至った。獣医師は本馬を所有するキャロットファームに声明を提出し、「今回の件は当方の施術ミスによって引き起こされた事例であることは明白」と全面的に過失を認めているという。

 多くの人が病院で点滴を行った経験があるように、補液は競馬界でも疲労回復のための一般的な医療行為。決して珍しいものではない。そんな”日常的”な行為の中で起こった信じられない医療ミスだが、スティーマーレーンの関係者だけでなく、競馬界全体にも大きな波紋が広がっているようだ。

 特に今回のケースは、明らかなケアレスミス。普段の注意力やミスを防止する体制によって、いくらでも防げたはずだった。競馬界でも前代未聞の医療ミスだという。

ミッキークイーン、11月12日エリザベス女王杯で復帰へ

 一昨年の最優秀3歳牝馬ミッキークイーンがエリザベス女王杯(11月12日、京都)で復帰することが濃厚になった。20日、池江調教師が「女王杯に間に合う可能性が出てきました。牧場スタッフが懸命にケアしてくれている。レースの1か月前か3週前に戻したいですね」と明かした。

 同馬は宝塚記念3着後、放牧先のノーザンファームしがらきで昨年に続き、左前脚のじん帯痛を発症していた。

大レースにも繋がる一戦 中心は前走GI組か/オールカマー展望

 秋の天皇賞へのステップレースのひとつとして、勝ち馬には優先出走権が与えられるが、その先のレースを睨む馬たちの叩き台としても近年重要度を増している。

 一昨年の勝ち馬ショウナンパンドラはジャパンCを、同5着のマリアライトはエリザベス女王杯を勝利。2014年もこのレースで2着だったラキシスがエリザベス女王杯を優勝している。天皇賞のみならず、ジャパンC、エリザベス女王杯を占う上でも必見の一戦。

1.前走GI組が中心

 前走がGIだった馬は過去10年のこのレースで勝率20.0%、連対率44.0%という好成績を残している。中山外回りは息が入りにくいコース形態で、その上グレード別定でもあるため、底力勝負になりやすい。

2.直線一気は難しい

 過去10年間のうち、4コーナーで4番手以内の馬が8勝している。近年はレース上がりが速くなるのが通例で、勝ち切るためにはある程度早めに動いていける自在性が必須。

3.中5週以内の馬は疲れている

 中5週以内で使われていた馬は、7年連続で連対していない。サマー2000シリーズの創設以降、夏場にレース数を使う傾向が強まっており、間隔が詰まっている馬は疲労残りの懸念がある。

 注目はステファノス。春の大阪杯では先行するキタサンブラックを徹底マークしての2着。前走の安田記念は7着だったが、それも早めに動いて勝ちに行く競馬をしての0.3秒差で、悪い内容ではなかった。叩き良化タイプではあるものの、休み明けでも昨年の鳴尾記念で2着、一昨年の中山記念で3着と好走歴があり、それ以外のケースでも大負けはしていない。昨年の宝塚記念でも5着に入っており、距離で割り引く必要もないだろう。ここは勝ち切るところまで期待したい。

ヴィブロス、年内2戦はルメールとコンビ

 今年のドバイ・ターフを制したヴィブロスが、府中牝馬Sとエリザベス女王杯(11月12日、京都)でルメールとコンビを組むことが20日、分かった。年内はこの2戦のみで、来春は2年連続となるドバイ遠征を視野に入れている。8日に放牧先の福島・ノーザンファーム天栄から帰厩しており、友道調教師は「ひと回り大きくなりました。体重は変わらないけど、背が伸びた。走りが大きくなって、良くなっています」と説明した。

【古馬次走】ミッキークイーンはエリザベス女王杯へ

 阪神ジャンプS1着アップトゥデイト(牡7=佐々木)は中山大障害(12・23、中山)。

 宝塚記念3着ミッキークイーン(牝5=池江)はエリザベス女王杯(11・12、京都)。「間に合う可能性も」と池江師。

 京成杯AH14着ウキヨノカゼ(牝7=菊沢)はエリザベス女王杯(11・12、京都)。

 キーンランドC13着シュウジ(牡4=須貝)はスプリンターズS(10・1、中山)。レーティング3位で優先出走。鞍上は横山典。

 ブリーダーズGC1着マイティティー(牝5=本田)はレディスプレリュード(10・5、大井)。

【神戸新聞杯】ホウオウドリーム格上と併入

 ホウオウドリームはまだ1勝馬だが、母はオークス、エリザベス女王杯2勝などの名牝メジロドーベルだ。一気の重賞挑戦でも、注目度は高い。

 栗東坂路で、産経賞オールカマーに出走するカフジプリンスを追いかけた。ラストは一杯に追われて併入と、年長の格上馬にしっかり食らいついた。後半2Fが12秒3-12秒1と、タイム的にも評価できる。

 「動きは上々。まだ全体的に緩さはあるが、走らせてからの反応はイメージよりも良かった。広いコースの長めの距離はいい。条件は合う」と、初騎乗の藤岡康騎手は好感触だった。(夕刊フジ)

★神戸新聞杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

★「サンスポZBAT!」イメージキャラクター横山ルリカがサイトの魅力を紹介!

4回中山3日

2017/09/19 19:00 カテゴリ:注目

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【今週の重賞】[オールカマー]モンドインテロ 初重賞勝ちのチャンス[神戸新聞杯]ダービー馬レイデオロ始動

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【今週の重賞】[オールカマー]モンドインテロ 初重賞勝ちのチャンス[神戸新聞杯]ダービー馬レイデオロ始動

■9月24日、中山競馬場でオールカマー(GII、芝2200m)が行われる。

モンドインテロ(牡5、美浦・手塚)は、前走の札幌日経オープンを勝ち、同レースを連覇。ひと息入っており、馬体重はプラス18キロだったし、スタート直後に接触して後方からの競馬となりながら圧巻の末脚で小回り札幌戦を勝ち切ったその内容は、地力の更なる強化を物語るものだった。右回りではとにかく崩れないし、距離は2200mあれば問題ないだろう。使われているのは強みで、初重賞勝ちのチャンス到来だ。中間は短期放牧を挟み、帰厩後はウッドで軽快な脚捌きを見せている。2カ月ぶりの前走を使われ、一定の上積みはありそうだ。

ステファノス(牡6、栗東・藤原英)、今春の大阪杯など芝2000mのGIで2着が3回。重賞勝ちは2014年の富士Sのみだが、力は間違いなく古馬トップクラスだ。3歳時にセントライト記念で0秒2差4着、昨年の宝塚記念では渋った馬場に苦労しつつも0秒6差5着があり、今回の距離も問題なくこなす。典型的な叩き良化型なのがどうかだが、高い底力で首位争いに加わってきて不思議はない。8月下旬からレベルの高い相手と入念なスパーリングを再三こなしており、気配はグングンと上昇。体もすっきりと見せており、仕上がりは万全だ。

タンタアレグリア(牡5、美浦・国枝)は、青葉賞2着、菊花賞4着、天皇賞・春で4着など力のあるところを見せる走りを続け、今年1月のAJCCで重賞初勝利。その後大舞台での飛躍が期待されたが、脚元の不安があり復帰が秋までズレ込んだ。仕切り直しの一戦はAJCCと同じ中山芝2200m。中間、乗り込みを再開してからは入念に追われており、気迫という点ではあとひと息と感じさせる面もあるが、悪くない仕上がりと言える。AJCCも久々だったし、いきなりの好走は十分にありそう。

ルージュバック(牝5、美浦・大竹)は、オークスで2着、そして毎日王冠など牡馬を相手に過去1800mの重賞を3勝した実績がある。今秋はエリザベス女王杯を目標に据えており、レース間隔と距離への慣れを考慮してここからの始動となったよう。中山は1年半前の中山牝馬S以来で、そこではトップタイのハンデを背負ってクビ差2着と好走。内回り、外回りの違いはあるものの、今回の舞台でそこまで割り引く必要はないだろう。通常は牧場でギリギリまで乗りこんでからの帰厩だが、今回は早めに戻り調整されている。先週はウッドで長めから追われ、終いに素晴らしい瞬発力を披露できており、調整パターンの変更は吉と出たか。

アルバート(牡6、美浦・堀)は、ステイヤーズS連覇など3000m級の重賞を3勝。マラソンランナーというイメージが強いが、条件戦時代は1800mや2000m戦で勝ち鞍があり、2200mへの対応は可能だろう。底力では最上位と言えるし、流れひとつで勝ち負けまで。5カ月ぶりになるが、調整は順調に進んでおりひと追いごとに時計が詰まっている。やや太く見せるが、先週併せた相手をアオって先着するなど気迫面は申し分なし。

■9月24日、阪神競馬場で3着馬までに優先出走権が与えられる菊花賞トライアル・神戸新聞杯(GII、芝2400m)が行われる。

今年の日本ダービーを制し2014年生まれのサラブレッド、7015頭の頂点に立ったレイデオロ(牡3、美浦・藤沢和)が、秋初戦を迎える。陣営サイドはこの後、菊花賞に向かわずジャパンCを目指すと明言。同世代相手の一戦をきっちり制して、古馬一線級との対戦に向かえるか、注目の一戦となる。ここまで敗れたのは4カ月ぶりだった皐月賞だけ。今回も4カ月ぶりだが、そこまで追い込まれておらず絶好のデキとまでは言い切れない。それでも本数そのものはこなしており、体もすっきり見せている。今週しっかり動ければ、力は出せる状態と見ていいだろう。

カデナ(牡3、栗東・中竹)は、京都2歳S、弥生賞と重賞2勝。しかし皐月賞は9着、日本ダービーは11着とクラシック本番で冴えない走りが続いてしまった。しかし、皐月賞は超スローだった弥生賞とは180度違う淀みない流れに面食らったか付いて行けなかったのが響き、日本ダービーはまた一転スローな流れのなか構えてしまって前に届かなかった。自分で展開を打破できるような機動力に乏しいあたりは今後の成長待ちだが、力そのものは間違いなく上位。ここから反転攻勢に打って出たい。先週は栗東坂路で追われ、4F55秒0(一杯)。渋った馬場を気にしたか、時計はいまひとつだがしっかり負荷を掛けられており、これでグンと良くなってきそう。今週ウッドコースで速い時計が出せれば、態勢は整うだろう。

キセキ(牡3、栗東・角居)は、伯母にオークス馬ダイワエルシエーロがいる良血馬。春はすみれSで3着、毎日杯3着とクラシック進出にあと一歩だったが、この夏は古馬を相手に500万条件、1000万条件と連勝を果たし才能を開花させた感がある。荒削りながら非凡な決め手の持ち主で、目下の勢いを持ってすれば春の実績馬と互角の走りがあって驚けない。中間は順調に調整されており、M.デムーロ騎手が騎乗した先週の芝コース追いでは楽に好タイムをマークした。高いレベルでの好調維持。

流れに乗りつつ、最後は軽快に伸びる走りからダンビュライト(牡3、栗東・音無)は、弥生賞3着、皐月賞3着など堅実に成績を残してきた。日本ダービーこそ6着に終わったが、異常なスローペースから最後は瞬発力勝負になったレースで、そこまで切れないこの馬にとっては分が悪かった。それでも勝ち馬に0秒4差と大きく負けておらず、力は世代上位のものがある。今回は積極的な競馬から、前走の憂さを晴らせるか。帰厩後は順調に追われており、武豊騎手が騎乗した先週の調教では、自己ベスト、そしてこの日の一番時計となる栗東坂路50秒4(一杯)をマーク。態勢は万全だ。

サトノアーサー(牡3、栗東・池江)は、きさらぎ賞、毎日杯と1番人気に推された重賞でそれぞれ2着。日本ダービーでは10着と、春は歯がゆい走りが続いたが毎日杯ではメンバー最速、きさらぎ賞とダービーではメンバー2位の上がり脚を繰り出しており、決め手は強烈なものがある。得意の阪神外回り戦で、ラスト1冠に向けいい始動戦にしたいところだろう。2週前は同期サトノクロニクル、そして先週は先輩サトノラーゼンとレベルの高い併せ馬を消化しており、絶好の動きを見せた。力をフルに出せそうな雰囲気だ。

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オールカマー(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

24日(日)は中山競馬場の芝2200mでG2「オールカマー」が開催されます。勝ち馬には天皇賞春の優先出走権が与えられるレースですが、過去の勝ち馬にはその後有馬記念を制したマツリダゴッホや、ジャパンカップを制したショウナンパンドラがおり、過去の2着にはその後のエリザベス女王杯で2着に入着したヌーヴォレコルトがおり、多くの馬が様々なG1の舞台で活躍を見せております。

基本的には人気上位で決まりやすい一戦ですが、7年連続で6番人気以下の馬が馬券に絡むなど、人気薄の激走も少なくありません。今回も過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にオールカマーの傾向を探っていきたいと思います。

1番人気は複勝率80%と高いが、伏兵馬の激走にも要注意!

1番人気は「4-3-1-2」で複勝率は80%と高く、過去10年で毎年2番人気以上の馬が連以上(2着以上)の成績を残しております。基本的には人気サイドが強い競馬をしますが、一方で7年連続で6番人気以下の馬が馬券に絡むなど、人気薄の激走も少なくありません。

上位人気が好走するので配当的には大きく荒れることはありませんが、伏兵が上位に食い込む可能性もそれなりに高いと見ておくべきでしょう。

人気データ
人気 成績
1番人気 4-3-1-2
2番人気 2-1-2-5
3番人気 2-1-0-7
4番人気 0-1-0-9
5番人気 1-1-0-8
6番人気 0-2-3-5
7番人気 0-1-2-7
8番人気 0-0-1-9
9番人気 1-0-0-9
10番人気 0-0-0-9
11番人気 0-0-0-8
12番人気 0-0-1-7
13番人気 0-0-0-7
14番人気 0-0-0-7
15番人気 0-0-0-6
16番人気 0-0-0-4
17番人気 0-0-0-1
18番人気 0-0-0-1
オッズデータ
オッズ 成績
1.0~1.9倍 2-0-0-0
2.0~2.9倍 2-3-0-3
3.0~3.9倍 1-1-2-0
4.0~4.9倍 1-0-0-2
5.0~6.9倍 0-0-1-5
7.0~9.9倍 3-1-0-5
10.0~14.9倍 0-2-1-13
15.0~19.9倍 0-2-4-11
20.0~29.9倍 0-1-0-13
30.0~49.9倍 1-0-2-11
50.0~99.9倍 0-0-0-20
100.0倍以上 0-0-0-28
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2007 1,900円 16,740円
2008 1,320円 13,780円
2009 1,610円 4,830円
2010 2,260円 13,170円
2011 1,650円 6,120円
2012 2,740円 31,940円
2013 21,420円 64,420円
2014 11,430円 255,930円
2015 2,390円 24,060円
2016 1,240円 8,070円

予想オッズ

出走予定馬と独自予想オッズになります。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 タンタアレグリア 3.5
2 ステファノス 3.9
3 モンドインテロ 5.2
4 アルバート 6.3
5 ルージュバック 8.7
6 ブラックバゴ 16.5
7 ツクバアズマオー 23.5
8 デニムアンドルビー 36.2
9 カフジプリンス 48.1
10 マイネルミラノ 68.8
11 グランドアルマダ 84.6
12 ディサイファ 106.1
13 マイネルサージュ 127.8
14 パリカラノテガミ 158.9
15 ショウナンバッハ 187.2
16 トルークマクト 223.5
17 マイネルディーン 302.2
18 ブラックギムレット 281.1
19 ブラックロード 336.4

※正式オッズは馬券発売後に随時公開されます。必ず主催者発表のものと照合しご確認ください

「外枠」&「先行馬」が有利

コースは中山の芝2200m。1コーナーまでの距離は432mと長いため、外枠からでも狙ったポジションを取りに行きやすい特徴があります。3着内27頭中15頭が5枠から外、外枠の好走率の方がやや高めとなっております。

脚質は先行馬が好走しております。スタート後、坂を上り、4つのコーナーをまわる内回りコースを使用するため、ペースは速くなりにくく、先行馬に有利となっております。

枠番データ
枠番 成績
1枠 0-2-0-10
2枠 1-2-2-9
3枠 1-2-1-11
4枠 0-0-1-14
5枠 2-1-3-10
6枠 1-2-1-12
7枠 3-0-0-14
8枠 1-0-1-16

※2014年の新潟開催を除く

脚質データ
脚質 成績
逃げ 1-1-0-7
先行 6-3-3-21
差し 2-5-6-32
追い込み 0-0-0-35
マクリ 0-0-0-0

※2014年の新潟開催を除く

前走「宝塚記念組」が優秀、前走惨敗からの巻き返しも目立つ

前走は重賞組がほとんどで、その中でも宝塚記念組が中心となります。前走着順は6着以下が10頭もおり、前走惨敗から巻き返す馬も目立っております。

前走データ
前走 成績
宝塚記念(G1) 3-4-1-6
札幌記念(G2) 3-1-2-9
七夕賞(G3) 1-1-0-2
天皇賞春(G1) 1-1-0-4
天皇賞秋(G1) 1-0-0-0
新潟大賞典(G3) 1-0-0-0
小倉記念(G3) 0-1-0-5
前走クラスデータ
前走 成績
500万下 0-0-0-0
1000万下 0-0-0-0
1600万下 0-0-0-9
オープン特別 0-0-2-16
G3 2-3-4-48
G2 3-1-3-20
G1 5-6-1-13
前走着順データ
前走着順 成績
1着 1-2-1-13
2着 1-0-2-14
3着 2-0-1-2
4着 0-2-2-9
5着 1-2-3-9
6~9着 3-2-1-29
10着以下 2-2-0-35

騎手は「蛯名正義」「池添謙一」に注目

成績が良いのは蛯名正義騎手と池添謙一騎手の2名。とくに池添騎手は3走のみと数は少ないですが、全て馬券圏内に入着しております。

騎手データ
騎手 成績
蛯名正義 2-0-1-7
池添謙一 1-2-0-0
横山典弘 1-1-0-4
吉田隼人 1-0-0-6
田辺裕信 1-0-0-4
柴田善臣 1-0-0-7